紳士の雑学

知っておきたい、パンツのディテール
[ストラップ、シルエット]

2018.02.28

ウエストシェイプが導くシルエットの妙。伝統的なあしらいに込められたTPOとの相関関係。手の込んだ仕立て業が生み出す軽快な着心地…。それらの差異に目を向ければ、スーツスタイルは実に楽しい。「神は細部に宿る」とは近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエの言葉。それは、大人の男の装いにもあてはまる。

Strap ストラップ

  • 写真・図版
    バックストラップ
    背面につくバックル留めのサイズ調整用の細帯。尾錠ともいう。アイビーリーグモデルのスラックスにおいては不可欠の意匠。
  • 写真・図版
    アジャストベルト
    両脇につけられたバックル留めの細帯。実際にフィット感を調節するということよりも、意匠としての意味合いが強い。

Silhouette シルエット

写真・図版

(左から)テーパード、ペグトップ、パイプステム
テーパーとは「先細りにする」という意味。その名のとおり、腰まわりから裾にかけて徐々に細くなるシルエットのこと。ペグトップは、腰まわりをゆったりとさせ、ひざから徐々に細くなる仕様。シルエットが樽の栓(ペグ)を連想させることからこう呼ばれる。パイプステムは細身のストレートシルエットを指す。パイプの軸を思わせることから命名。アイビースラックスの代表的なシルエット。

出典:永久保存版「スーツ」着こなし事典(朝日新聞出版)

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