旬のおすすめ
グレー無地スーツが幅広いシーンで活躍する理由
[ASM / 着こなし見本帳]
2017.10.19
チャコールグレー無地のスーツは、欧米では最もドレス度が高いスーツとされており、セミフォーマル(準礼服)としても着用されている。自然な光沢があり、なめらかな生地を用いたトゥモローランドのスーツのように、上質なものを備えておけば、普段だけでなくレセプションやパーティーなど、ビジネスの幅広いシチュエーションで活躍するはずだ。
なによりグレー無地のスーツは印象がとても控えめなので、トレンドをより意識したVゾーンにもトライしやすい。今季ならクレリックシャツやロイヤルクレスト柄(ストライプとクレストを組み合わせた英国の伝統柄)のタイを合わせ、旬の英国調を表現してみるのもいいだろう。構成要素が多いため、柄入りのスーツではうるさく見えてしまいがちなコーディネートだが、チャコールグレー無地のスーツならすっきりと収まる。ただし、チーフやバッグ、シューズはシンプルに徹するのが鉄則だ。
約15ミクロンという極細繊維のオーストラリアンメリノウールで織り上げた、エルメネジルド ゼニア社の「15milmil15(クインディッチミルミルクインディッチ)」で仕立てた一着。美しいつやとしなやかさを備えながらもコシがあり、着ると流れるようなドレープを生む。流行に左右されない深みのあるグレーとベーシックなスタイルで、末長く愛用できる。
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