旬のおすすめ
洒落者たちのジャケットスタイル、春のマイルール。
温故知新を体現する。
2018.04.19
「ジャケットスタイル」というテーマで、洒落者たち独自のコーディネートにおけるマイルールを伺う本企画。これからの季節、これからの着こなしの参考に、ぜひ。
エディフィス プレス
高津戸真吾
ドレスクロージングの販売員として5年店頭に立ったことのある高津戸さんは、エディフィスらしさをジャケットスタイルで提案してくれた。
「販売員の経験は、アイテムそのもののルーツや着こなしの伝統やルールなど、僕のジャケットスタイルのベースをつくってくれました。それをどう料理するのか、何を足して何を引くかに、僕なりのルールがあります。今日のスタイルで言うと、インナーにカットソーを選んだこと。一般的にジャケットにはシャツが定番ですが、このようなゆったりとした雰囲気のセットアップには、アイスグレーのカットソーと、つやと張りのあるスカーフなど、“締めのアイテム“を合わせることで、エディフィスらしい上品さが演出できると考えています。このように、王道のルールを知りつつ、少しばかりの提案をスタイルに織り交ぜています」
古きを訪ねて新しきを知る。店頭での経験を積んだ高津戸さんならではのスタイル哲学だ。
「ゆったりとしたサイズ感に対しては、色や素材で締める。優しい色には少しクールな色を合わせる。相反する要素をほどよくミックスしながら、全体として上品な印象を感じていただくことを、ジャケットスタイルでは特に大切にしています」
【MY RULE】足元こそ抜け目なく。
「ゆったりとしたジャケットスタイルこそ、ドレスシューズの上品さを引き立てます」
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
Photograph: Yusei Fukuyama
Edit,Text:Jun Takahashi(copro system)