旬のおすすめ

夏のタイドアップは涼しげなシルクニット。
[仕事着の新ルール]

2018.06.28

夏のビジネススタイルは機能に特化し、実用性に偏りがち。そこに、どれだけのおしゃれ心をバランスよく反映できるか。そうした視点において、2018年夏の着こなしルールを定めた。

400_AE0510L_385647
シルクニットの品質で評価されるのが1908年創業のドイツの老舗、アスコット。目が詰まったシルクニットのタイは、結び目やディンプルをきれいにつくりやすい。タイ\10,000/アスコット(ビームスF 03-3470-3946)、ジャケット¥63,000/バーニーズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)、シャツ¥22,000/エリコ フォルミコラ(ユナイテッドアローズ 銀座店03-3562-7798

服装は自己演出である。ノージャケットやノータイが当たり前のクールビズ期間であっても、しかるべき場面でジャケットをはおり、タイを締めれば、仕事相手に伝わるものがあるはずだ。ただし、季節感を意識することが不可欠。暑苦しさを与えたならば、その自己演出は失敗となる。タイはシルクニットが涼しげ。肩の力が抜けた印象もあり、親しみやすさを醸し出せる。ボーダーやドットなどの柄が入っているとカジュアル感が前に出すぎるきらいもあるから、無地を条件としつつベーシックカラーを選べば、間違いがない。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

<<ジャケットを着るならシワになりにくいジャージーを選ぶ。
半袖シャツはノータイ専用のオープンカラー。>>

Photograph:Osami Watanabe
Styling:Masayuki Sakurai, Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.13

  2. ギンギラギンに、この先も。<br>─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【後編】

    ギンギラギンに、この先も。
    ─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【後編】

    週末の過ごし方

    2025.05.30

  3. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.09

  4. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>フェンディをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    フェンディをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.12

  5. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.11

紳士の雑学