紳士の雑学

雨に強い素材は? 知っておきたい代表的な靴のアッパー

2018.10.31

おしゃれは足もとから──とは、いまや使い古されたファッションの常套句か? 否、それは決して色あせることのない、ビジネスマンのための金言。加えて、足は「第2の心臓」と例えられるほど、健康面でも大切な部分。ゆえに、靴選びには正しい知識を備えて臨みたい。貴兄のおしゃれの華麗なる第一歩を、アエラスタイルマガジンがしっかりと後押ししよう。

Material 代表的なアッパー素材

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    カーフ
    生後6カ月以内の子牛(主に牡牛)の革のこと。キメが非常に細かく滑らかで傷も目立たない。しなやかな弾性をもつ、最高級の皮革素材。
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    スコッチ
    細かい粒状の模様をエンボス加工したもので、傷や汚れが目立ちにくい。偶然に麦の跡が革に残って模様に見えたことが由縁といわれる。
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    スエード
    子牛、山羊、豚などの裏革を目の細かい紙やすりなどでこすり起毛させたもの。ベルベットのようにきめ細やかでやわらかな仕上がりが特徴。
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    オイルドレザー
    通常の工程後に回転式ドラムなどを使いオイルを十分に浸透させた革。雨に強く傷が目立たない。経年で油が染み込み風合いと光沢が増す。
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    コードバン
    大型馬の臀部の革。繊維が緻密で硬く、非常に堅牢な素材。タンニンなめしと光沢仕上げが生み出す独特のツヤは靴好き垂涎の的。
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    クロコダイル
    ワニ革のなかで最も上質な素材。アジア、アフリカが原産で、東南アジアのイリエワニは美しい紋様を有する。独特の光沢が最大の魅力。
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    オーストリッチ
    アフリカダチョウの革。抜け羽根の穴紋様の面白さとともに、軽さや柔軟さ、そして牛革の数倍という強度が生む実用性の高さが大きな特徴。
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    エナメル
    濡れたような光沢が異彩を放つエレガントな素材。ウレタンなどの樹脂塗料を革の表面にコーティングして仕上げる。パテントレザーともいう。
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    ベロア
    革の裏面を起毛させた素材で、同様のスエードよりも毛足の長いものを指す。通常は肉厚の革を用いる。野趣深くカジュアルな傾向が強い。

COLUMN 雨に強い素材とは?

写真・図版

かつて雨の日には不向きとされたスエードだが、実は起毛素材ゆえに雨じみがつきにくい。防水スプレーを活用すれば、雨の日もより安心。

出典:永久保存版「スーツ」着こなし事典(朝日新聞出版)

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