紳士の雑学

ワイシャツの正しい洗濯方法とは? シワや黄ばみにならないコツ

2019.01.09

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シャツをクリーニングに出すのは手軽ですが、毎日着替えることを考えると、週に5枚分はそれなりに家計の負担となります。基本的にコットンが主原料であるシャツは、コツさえ心得えれば、家庭での洗濯は充分可能です。

ただポイントとなるのはアイロンがけ。慣れないとピシッとかけるのが難しいかも知れません。でもちょっとしたコツをおぼえるだけで、キレイに仕上がります。ここでは洗濯、そしてアイロンがけで気を付けるべきことを解説します。

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洗濯表示タグはシャツのカルテ

初めて洗うシャツであれば、素材表示を確認。写真であれば左上の水桶のようなマークがあれば水洗い可能です。数字は温度。これが最高温度で、これ以下であれば通常の水でも構いません。お風呂の残り湯の場合、少し冷ましてから使うようにしましょう。ただし、血液の場合、湯では凝固するので必ず水にしてください。

これ以外にも洗濯タグにはアイロンの温度やネット使用の有無などがマークや注釈で記されているので、チェックは忘れずに。

洗濯する前に最低限確認したいこと

スーツ同様、ポケットを確認。シャツの場合は胸のみですが、ボールペンやカード、チケットなどをついつい入れがち。そのまま洗うとひどい事態になりかねないので注意してください。

襟裏や袖、脇など、特に汚れやすいところはチェックを忘れずに。皮脂は染み込みやすいので、黄ばみが目立つ前に洗剤を塗り込んでおくようにしましょう。つけ置きも有効です。ただし、漂白剤の有無は確認を。柄、色によっては色落ちの恐れがあります。

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ネットに入れることで洗濯のダメージを防止

洗濯の際は型崩れしないようにネットを使用。ひとつのネットに複数枚を入れると重なった部分の汚れが落ちにくかったり、ボタン同士がぶつかって割れたりすることがありますから、少し贅沢に思えても1枚に。その際、ボタンを締めて折り畳み、襟を立てて入れるのがコツ。ボタンへのダメージを避けるために裏返すのもがおすすめです。

しわをつけないためには「洗いすぎ」を控え目に

カジュアルシャツであれば通常の洗いでもOKですが、細かい糸で編んだドレスシャツの場合、洗いすぎはしわの元。手洗いコースやドライコースなどをセレクトしましょう。後者は主にタグの水桶のようなアイコンに「手洗い」(HAND WASH)の表記があるので目安になります。

洗剤と併せ、柔軟剤を使えばふわっとした仕上がりになります。洗濯機によってはしわ防止機能がついたタイプもありますが、ない場合は脱水時間を短めに。出したときに「湿っている」と感じるくらいがベターです。

シャツを干すときに気をつけたいこと

針金のような細身のものだと、濡れたシャツの重みで肩の部分にしわがついてしまいます。できれば3cm程度の厚みがあり、肩がしっかり載るタイプを選んで下さい 。濃い色であれば、紫外線による褪色を防ぐために陰干しにしてください。干す際はタテに軽く引っ張り、洗いじわを整えるといいでしょう。

こうして気を付けていても、黄ばみや落ちない汚れが目立つようであれば、プロのクリーニングへ持ち込みを。

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洗濯後にはアイロンがけでキッチリ仕上げる

コットン100%のシャツはしわになりやすいため、ビジネス用であればアイロンがけが必須。ですが糸が細い上質なシャツほど、しわが取れにくいもの。これは生地が乾燥し過ぎているためです。解消するための得策は適度な水分を与えること。アイロンをかけるのであればスチーム、または事前に霧吹きでしめらせておくといいでしょう。また、洗濯後、湿り気が残っている状態でかけるのも、しわが取れやすくておすすめです。

かけるのは襟が最初。シャツの襟にアイロンによる「かけじわ」がつかないように、裏からかけるのがコツ。それから左右のカフス、袖をかけ、片側前身頃→背中→残りの片側前身頃と進むのがセオリーです。

クールビス用にポリエステルが混紡されたもの、形状記憶機能タイプは洗ってもしわになりにくいので、ノーケアか簡単なアイロンがけで大丈夫ですが、デザインや柄のヴァリエーションが少ないのが難点です。

まとめ

シャツを自分で洗濯することは意外に難しくありません。シャツのタグ表示を守って洗濯すれば、失敗する可能性は少ないでしょう。また、しっかりセルフケアすることでシャツのコンディションがわかることも見逃せません。きっと愛着も沸くはずです。

①シャツのタグ表示を確認し、適切な洗い方をセレクト
②目立つ汚れには洗剤を染み込ませ、ネットに入れるなどのケアを。
③適度な湿り気を与えるのがしわを取るアイロンがけのコツ

Photograph:Tomoka Tanaka(kiitos)
Styling:Yukihiro Yoshida
Text:Mitsuhide Sako(KATANA)

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