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ユニクロが生んだ名作の進化系
環境に配慮したウルトラライトダウン
【語れる、ダウン。02】
2019.11.14
「このスーツには、このタイを合わせ、明るい色のセーターだから、ボトムスは落ち着いた色を……」。クローゼットを眺めてみれば、それなりのアイテムがそろっている。ちなみに、デニムを1本作るために必要な水の量は約3000ℓと言われている。装うことは楽しい。だが、ファッションが環境に与える影響は非常に大きく、現在では多くのブランドがサステナブルなモノづくりに着手しはじめている。
あるブランドは寝具から取り出したリサイクルダウンを使用し、食用に用いた水鳥の羽毛のみを利用するブランドもある。時代によって、男らしさの定義は変わる。環境に配慮したものを身につけること、それがいま求められている〝新しいカッコよさ〞ではなかろうか。
軽く、暖かく、しかもパッカブル仕様で持ち運べる。同ブランドの名作のひとつ「ウルトラライトダウン」。昨年に比べてダウン量を約2.5倍に増量し、いまどきなボリューム感に仕上げたボリュームタイプ(羽毛のかさ高を示すフィルパワーは640)。発色のよさと光沢ある表地で、存在感もバッチリ。
今年の9月から、不用になった自社ブランドのダウンの回収を始めたユニクロ。日本を代表する大手繊維企業である東レと手を組み、ダウンを効率よく取り出す自動処理技術を開発。現場の工員の負担軽減も可能にした。期間限定だが、回収に協力すれば割引券のプレゼントも実施中。
問/ユニクロ 0120-170-296
掲載した商品は税抜き価格です。
Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Edit & Text:Ryuta Morishita