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ジョセフ アブードの新ラインから
サステナブルに考慮したダウン登場
【語れる、ダウン。03】

2019.11.15

「このスーツには、このタイを合わせ、明るい色のセーターだから、ボトムスは落ち着いた色を……」。クローゼットを眺めてみれば、それなりのアイテムがそろっている。ちなみに、デニムを1本作るために必要な水の量は約3000ℓと言われている。装うことは楽しい。だが、ファッションが環境に与える影響は非常に大きく、現在では多くのブランドがサステナブルなモノづくりに着手しはじめている。

あるブランドは寝具から取り出したリサイクルダウンを使用し、食用に用いた水鳥の羽毛のみを利用するブランドもある。時代によって、男らしさの定義は変わる。環境に配慮したものを身につけること、それがいま求められている〝新しいカッコよさ〞ではなかろうか。

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¥49,000/ジョセフ アブード

「自然との共存」をテーマに掲げる「ジョセフ アブード」。表地は合成繊維のなかでも最も軽く、速乾性にも優れたポリプロピレンとナイロンを混紡し、軽さとしなやかな手触りを追求した。羽毛の膨らみを重視したシルエットに仕上げてある。

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今季からスタートした“マウンテン”ラインは特にサステナブルに考慮した服作りを実践。中綿は、布団に使われていた羽毛をリサイクルして、富士山系の地下水を使い丁寧に洗い上げたサイクルダウンを使用。国内で回収された羽毛のみを再利用し、膨らみと暖かさを再現している。

問/オンワード樫山 お客様相談室 03-5476-5811

「アエラスタイルマガジンVOL.45 WINTER 2019」より転載

Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Edit & Text:Ryuta Morishita

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