旅と暮らし

ワゴンか? SUVか? その迷いに応える、
ボルボV60クロスカントリー

2019.11.21

ワゴンか? SUVか? その迷いに応える、<br>ボルボV60クロスカントリー

少し前なら、街にステーションワゴンがあふれていた。特に都市部では輸入車のステーションワゴンが人気で、ボルボはその筆頭。しかし現在の人気トレンドはSUVとなっていて、ボルボでもXC90、XC60、XC40の各モデルが注目を集めている。

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一方、ステーションワゴンを検討するユーザーも多い。筆者もそのひとりだが、実際に使ってみると便利に思うシーンが多々ある。なんと言っても、そのラゲッジスペースの使い勝手は、ほかのボディースタイルではかなわない部分。SUVと比較すれば、まず奥行きを多く確保したラゲッジスペースを備えるワゴンが多い。

ラゲッジスペースの面と開口部の下部がフラットで、荷物の積み下ろしがしやすいのも、正統派ステーションワゴンの魅力だ。

週末ともなれば、ショッピングに出かけることは少なくない。ミネラルウォーターを箱で買えば10kgを超える。それだけの重量物の積み下ろしを経験すると、ステーションワゴンのありがたさを実感する。

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いまステーションワゴンの購入を考えるうえで、検討リストからはずせないモデルのひとつが、車格と使い勝手を両立したボルボV60だ。そのシリーズにあってフロアを高め、最低地上高をV60より65mmアップの210mmとしたモデルが、「V60クロスカントリー」。いわば、ステーションワゴンからSUVへと寄せたキャラクターを持つ。

使いやすいラゲッジスペースを備え、雪道などでの高い走破性を誇るのは、これからのシーズン、実に心強い。そして、そのルックスが、SUVが席巻するいまの時代にマッチするのも共感できる。

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新世代ボルボのデザインテーストでまとめられたスタイリッシュなエクステリアに加え、インテリアの美しいしつらえも魅力。しかもファブリックのシートも、レザーのシートも、実に好感の持てる仕上がりだ。

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ラインアップは、「T5 AWD」と「T5 AWD PRO」の2グレード。2リッター直列4気筒DOHC16Vターボを搭載し、そのグレード名にAWDを添えるように、駆動方式はどちらも全輪駆動、つまり4WDとなる。トランスミッションは8速ATだ。

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V60クロスカントリーのボディーサイズは、全長4785mm、全幅1895mm、全高1505mm。高さに関してタワーパーキングをクリアする全高も、都市部を生活の場とする者にとってありがたい部分だ。

スクエアで広い荷室は、百貨店やブランドショップで買い込んだ服のショッピングバッグも整然と並べて積むことができる。アンティーク家具を扱う店で、ひと目ぼれした椅子を荷室に積んで帰るのだって容易。そんな週末を実現してくれる。

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上級グレードの「T5 AWD PRO」では、ハイグレードオーディオ、ウッドパネル、4ゾーン・フルオートマチック・エアコンディショナー、そして美しさもクオリティーも追求したパーフォレーテッド・ファインナッパレザーの本革シートを標準装備。プレミアムなキャラクターを追求している。

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スタイリッシュなルックス、210mmの最低地上高から生み出される優雅さ、美しく上質なインテリア。さらに使い勝手にあふれるラゲッジスペースも魅力として有するV60クロスカントリーは、検討したいモデルのひとつである。

四季に合わせてレジャーを楽しむための荷物を満載してドライブに出かける。雪道やラフロードなど走破性の高さが求められるシチュエーションで、魅力がさらに輝くモデルである。

※写真は実際の日本導入モデルと仕様が異なります。
※日本仕様は右ハンドル。

<データ>
車名:ボルボ V60クロスカントリーT5 AWD PRO
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4785×1895×1505mm
ホイールベース:2875mm
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4DOHC16Vターボ
トランスミッション:8速AT
エンジン最高出力:254ps(187kW)/5500rpm
エンジン最大トルク:35.7kg-m(350N-m)/1500~4800rpm
タイヤ:235/45R19
車両本体価格(税込):¥6,610,185

ボルボ・カー・ジャパン 0120-922-662
https://www.volvocars.com/jp

Text:Haruhiko Ito (office cars)

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