旅と暮らし

舌はもちろん目にもおいしい
遊び心ある極上フレンチ[部長の名店]
マチュリテ

2019.12.02

写真・図版
コースは4200円(5品)と5500円(6品)の2種類。目の前でスープをかけて仕上げる「フォアグラのラビオリ柑橘風味とコンソメドゥーブル」。

ミシュランのビブグルマンを獲得した人気ビストロ、八丁堀「レトノ」の姉妹店として、2015年にオープンした肩ひじ張らずにフレンチを楽しめるレストラン。昨年、ミシュランと並ぶ影響力を持つゴ・エ・ミヨ2018を獲得し、東京をリードする人気店のひとつとなった。

「女性や食事の好きなおしゃれなクライアントを接待するときにおすすめ」と部長が言うとおり、小橋 潔シェフが編み出す絵画的な料理は、美しく、味わい深く、目にも舌にも驚きのあるものばかり。

ひと皿にいくつもの吟味された素材を使い、前菜からデザートに至るまでお客さまの舌を満足させるのはもちろん、美しい料理が会話の糸口になるのがうれしい。

特筆すべきはワイン。オーナーが昨年、日本では唯一の南仏・リュベロンのワイン大使に選ばれただけあり、ジゴンダス、ローヌ、プロバンス地方などから直接買い付けたワインは希少品ぞろい。飲み残しは持ち帰りも可、気に入ればその場で購入もできるので、お客さまへのお土産にも。

写真・図版
マチュリテのスペシャリテとも言える「ブイヤベース」。エビ、イカ、ホタテ、ムール貝などの魚介類のうまみが凝縮された逸品。お米のおせんべいは魚の形。

パリのビストロのようなリラックスした雰囲気。予約人数によってテーブルを移動可能。キッチンを望めるカウンター席も5席ある。

アエラスタイルマガジンVOL.45 WINTER 2019」より転載

<<黄金色のロティサリーチキンに歓声が上がる居心地の良い空間「ル・プーレ ブラッスリーうかい」

<<過去の部長の名店一覧

Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno

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