バッグ
受け継がれた「一針入魂」の精神。
高度な技術が光る、
ポーターから届いた新作バッグ!
2019.12.26
吉田カバン創業者の吉田吉蔵は、12歳で飛び込んだカバン作りの世界で、晩年まで技術と工夫を極めつづけたカバン職人。創業以来、日本製にこだわってカバンを作りつづけ、その「一針入魂」の精神は、現在まで受け継がれている。それは、ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていく作業のように、素材選びからデザイン、縫製に至るすべての工程に手を抜かないというモノづくりを表現している。
今季の新作バッグを、下記3つのシリーズより1点ずつ紹介。
1「PORTER SEEK(ポーター シーク)」シリーズ
職人の高度な技術が光る、ベーシックデザインで構成したレザービジネスシリーズ。日本に数台しかない特殊ミシンを使い、鞄をひっくり返すことなく縫い合わせるため、シワが入らず革のきれいな銀面を生かした端正な鞄が完成。あえてショルダーストラップは付けず、書類がジャストで入るサイズ感で設定している。
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2「PORTER EVO(ポーター エヴォ)」シリーズ。
強度・撥水性に優れた、吉田カバン完全オリジナルで製作した高機能生地と軽量なパーツを使用し、ビジネスバッグに求められる機能性を高めながらも軽量に仕上げたライトウエイトビジネスシリーズ。今回製作したオリジナル生地は、特殊な溶剤を塗布し、繊維組織の隙間に防護被膜を形成し高度で耐久性のある撥水性能を実現している。PCやタブレット端末を収納できるポケットを設けており、スーツスタイルはもちろん、カジュアルビジネススタイルにも採り入れやすい薄マチ仕様のすっきりとしたデザインだ。
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3「PORTER RELAX(ポーター リラックス)」シリーズ。
メイン素材にシボ感のある牛ステアを使用し、カラフルなナイロン素材やファスナーテープを組み合わせることで素材の質感や色の対比などを楽しめるカジュアルシリーズ。メイン素材に使用している革は、国産の原皮を植物タンニンなめしした牛ステア。ソフトな風合いが特徴で、素材や薬品、鞣す工程までソフトに仕上がるよう研究して作られた革を採用。使い込むほどに徐々につやが増し、色も深まり革本来の経年変化がみられ素材の魅力を楽しめる。
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問/吉田 03-3862-1021
Text:AERA STYLE MAGAZINE