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WEB編集長から新年のご挨拶。
「2020。働き方改革は、着こなし改革」
2020.01.01
明けまして、おめでとうございます!
いまご覧いただいているWEB、そして、雑誌やタブロイドでも展開しているアエラスタイルマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。創刊してから12年目、2020年の新春を迎えました。昨今では、「働き方改革は、着こなし改革である」と、ひしひしと感じます。アエラスタイルマガジンは、「着こなしに必要なのはセンスではなくルール」と一貫して掲げてきましたが、まさにそのルールを大きく改訂する変革期なのです。
スーツを着るのか、着ないのか。スニーカーを履くのか履かないのか。ネクタイを締めるのか、締めないのか。官民一体となった取り組みもあって、さまざまな掛け声とともに踏み絵が用意されているような状態です。ただ、こういった二者択一の問いかけは、思考停止にも似ているように感じます。
じつは、二択の中間にこそ悩みがあります。スーツを着ないのであれば、どのようなものをどう着こなすのがいいのか。スニーカーまでいかなくとも、快適に履けるシューズはないのか。ネクタイをしないときには、どのような襟型のシャツを選べばいいのか。
最近では、スーツの着用方針を変更した会社から、「着こなしをどのようにしたらいいのか講演をしてほしい」と頼まれることも増えました。そうした機会には、悩みのひとつひとつを丁寧に受け止めて対応するようにしています。答えはひとつとは限りません。会社の社風、職種、仕事のシチュエーションによって、皆さんが共通認識を持てる新ルールを探ります。正解もまた、二者択一の中間にあるのです。
講演やトークイベントで直接お話ししていない読者の皆さんのお声を、ぜひアエラスタイルマガジンWEBにお寄せください。投票が即時に反映される「調べ・見立て」のアンケート、チャットでお答えする「着こなしコンシェルジュ」のサービス、そしてお問い合わせアドレスからのご意見も歓迎です。皆さんのリアルな声にしっかりと応える、もっとリアルな記事をつくっていきます。
ニッポンのビジネスパーソンがもっと素敵になりますように、もっと快適に働けますように。2020年も、アエラスタイルマガジンは、どしどしルールを改訂していこうと思います。
2020年 元旦
アエラスタイルマガジンWEB編集長
山本晃弘