腕時計
Style for Tissot Gentleman
この春、ビジネスマンは
腕時計で紳士になる。
2020.03.24
スマートフォンが時刻を伝えてくれる時代にあってなお腕時計が支持される理由とは。ワンアクションで視認できる利便性やビジネスウエアにおける最小限の装飾性などが挙げられるが、最も男心をくすぐるのは、モノづくりの背景にあるストーリーではないだろうか。スイスはル・ロックルの地で1853年から続く名門ティソは、その意味でも魅力的だ。
歴史をひもとけば、ティソが時計史に数多くの成果を残してきたことがわかる。ブランド草創期の1886年以来、スイスのヌーシャテル天文台が開催する海洋時計コンテストにおける、幾たびもの栄冠。時代が腕時計へと移ろう1907年には、いち早く大規模な製造工房を設立。ロマノフ朝の宮廷御用達時計としても重用されていた1916年、当時の皇帝ニコライ2世のために長方形ケースの名作「バナナ・ウォッチ」を製作した実績も輝かしい。その後も世界初となる耐磁性腕時計「ティソアンチマグネティーク」を筆頭に、黎明期(れいめいき)にあった防水時計などを積極的に開発。現在に至るまで、高品質でイノベーティブな時計づくりで世界に知られているのだ。
新作「ティソ ジェントルマン オートマティック」でも、そうしたティソの時計づくりが顕著に。スポーティーにしてエレガント、そして80時間パワーリザーブや耐磁性能を備えた高機能は、167年にわたりイノベーティブでありつづけた証し。無二のストーリーをまとえる喜びが、ティソの腕時計にはある。
「ティソ ジェントルマン」をビジネスマンが手にすべき理由
相棒になる「親密性」
人間工学に基づいた着用感に優れるデザインと40㎜径ケースのほどよいサイズ感。ムーブメントには、最長80時間のロングパワーリザーブを装備。金曜夜にはずしても月曜朝からゼンマイを巻くことなく使え、相棒のごとき愛着が湧く。
黄金バランスの「美しさ」
ラグと一体化したケースに幅のあるベゼルを装着したスポーティーエレガントウォッチ。ベゼルやラグ、ブレスレットなどは、つややかなポリッシュ仕上げとマットなサテン仕上げで磨き分け、独自の美的世界を構築。思わず見ほれてしまう。
信頼できる「機能」
同じグループ傘下であるETA社との共同開発によるムーブメント「パワーマティック 80 シリシウム」の高性能は、ビジネスでも活躍。シリシウム(シリコン)製ひげゼンマイを用いることで獲得した高耐磁性は、ブランドヘリテージの継承も担う。
高い「視認性」
丹念な面取りと丁寧な磨きによってひとつひとつ仕上げられたアプライドインデックスを採用。深みあるカラーのダイヤルとコントラストを生み視認性を向上。1分でも大事にしたいビジネス時に、時間にまつわるささいなミスも回避できるだろう。
ティソ ジェントルマン、日本限定モデルにも注目!
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問/ティソ 03−6427-0366
Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling:Takahisa Igarashi
Hair&Make-up:Yurie Taniguchi