カジュアルウェア
シーズンを問わず活躍してくれる、
ホグロフスのTシャツ
【機能性に優れた一枚。其の3】
2021.06.18
いまや一年中袖を通すアイテムとはいえ、やはりTシャツが主役になるのは夏である。ただ、素材やデザインなど千差万別あるなかで、何を選べばいいのか決め手を欠く諸兄のために、スタイルや色柄などタイプ別に厳選してお届け。今回のテーマは、“機能性に優れたTシャツ”。ただでさえ高温多湿な梅雨に加えて、今年はマスクも必須とあって不快指数はかなりのもの。そこで、吸汗速乾性や防臭など、最新機能を備えたTシャツを着て蒸し暑いなかをひとり涼しい顔で乗り切る。そんなスマートさが、大人には肝要だ。
いまや定番の仲間入りした布帛(ふはく)のTシャツだが、軽やかな着心地の半面、一枚で着ると汗をかいた際に体に張り付いてしまうという難点があった。その点このホグロフスのTシャツは、素材に吸水性の高いポリエステル二重織の布帛を採用し、ドライタッチで肌離れがいいのが特徴。また、アウトドアフィールドにおいてベースレイヤーの上にレイヤリングすることを想定したゆとりのあるボックスシルエットは、アタリが出にくく体のラインを拾わないのもうれしい。軽量かつストレッチ性を兼ね備えているので、鞄に一枚忍ばせておけば旅先での運動や野外活動でも活躍してくれそうだ。
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato