スーツ

40代メンズスーツ着こなしのポイントとは?
注目の人気ブランドとともに解説

2021.08.03

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スーツは年代に合わせた着こなしを楽しみたいもの。働き盛りの40代のスーツ選びではいったいどのような点を押さえておけばいいのでしょうか。この記事では40代のメンズスーツ着こなしのポイントや人気のブランドについて解説します。

仕事盛りの40代のビジネススタイルを引き立てるメンズスーツ着こなしのポイント 

まず40代のビジネススタイルを引き立てる着こなしのポイントについて見ていきましょう。

スーツにかける値段の目安

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40代は社会人としての経験値が上がった「働き盛り」の年齢であり、20代、30代の手本ともなるべきポジションになります。そこでスーツ選びの目安になるのが「価格」になります。

若い頃は安いスーツを着まわしていたという人がいるかもしれませんが、40代になって「見るからに安物」のスーツを身につけていると、キャリアにふさわしくありません。それでは実際に、どのような価格帯のスーツを目安に考えればいいのでしょうか。

もちろん安いスーツがすべて悪いわけではありませんし、高ければ高いほどよいというわけでもありません。スーツを新しく購入する際は、「安すぎず高すぎないライン」を意識すると、失敗が少なくなります。

スーツの価格帯を大きく「①5万円以下」「②5万円〜7万円」「③7万円〜9万円」「④9万円以上」の4つに分割してみましょう。基本的にスーツは、生地と仕立てによって値段が変わります。

④の価格帯は「高級スーツ」の部類に入るため、40代のスーツ選びでは②か③の価格帯を購入するのが適切でしょう。

スーツの色もバラエティー豊かに

40代になると、会社のなかでも高い地位に立場になる人が増えてきます。若い頃はあまり目立たない色、かつシンプルなものを着ていた人が多かったはずです。しかし40代になれば、より「上品さ」や「貫禄」を追求したスーツ選びを楽しむのもいいでしょう。

例えばスーツのカラーの定番として有名なのが、「ブラック」「ネイビー」「グレー」です。ブラックは確かに失敗がない色ですが、ある意味で無難すぎです。40代であれば、少し挑戦的な色を選んでみるのも手です。

ネイビーのスーツは、よりシックな仕上がりになりますが、どちらかと言えば若々しさを強調する色。より大人なムードを演出したいのであれば、グレーのスーツがおすすめです。

また季節感がある色を選んでみるのもひとつの方法です。例えばベージュのスーツは、季節感のあるスタイルとして人気の色です。20代や30代であれば少し着用しづらい色かもしれませんが、40代とベージュは相性がいいです。

このように40代は、20代や30代ではできなかったような着こなしができるようになります。ブラックやネイビーのスーツしか着たことがなかった人は、40代になったことを機に、ぜひ新しい色みに挑戦してみましょう。

グレンチェックやスリーピース

基本的にスーツは無地が好まれており、柄のものは少し派手すぎる印象を与えてしまいがち。チェック柄も同様であり、カジュアルすぎるがゆえに、ビジネスシーンでは敬遠される柄です。

ところが近年は「グレンチェック」がトレンドになっています。グレンチェックは、千鳥格子などの細かいチェックを組み合わせた柄の総称です。スーツだけでなく、マフラーやレディースの服にもよく使われています。

さりげない柄は、スーツスタイルのオリジナリティーを演出します。グレンチェックのスーツは、まさに40代という大人の魅力を引き立てる柄といえます。ただし明るい色は避けて、落ち着いた色合いのものを着用するのがベターです。

またジャケットとシャツの組み合わせにベストを合わせた「スリーピース」も、定番の着こなしのひとつです。さながら英国紳士のような印象を演出でき、こなれた男性のスタイルを可能にします。40代でスーツスタイルのバリエーションを増やしたい人は検討してみてはいかがでしょうか。

スーツ全体のカラーコーディネートに気をつける

40代のスーツの着こなしは、「落ち着き」と同時にある種の「華やかさ」も求められてきます。ただしオリジナリティーを出そうとするあまり、コーディネート全体の色の種類を増やしてしまうと、全体的に統一感のない印象を与えてしまうことになります。

目安としてはスーツとシャツ、ネクタイの全体を2〜3色でまとめておくのがベストです。スーツの上下の色をそろえるのはもちろん、ネクタイや革靴などの色みも合わせて考えるようにしましょう。特にネクタイは、その人の印象を決定づける重要なアイテムです。

スーツの色としては、季節感を出すベージュを除き、基本的にダークトーンのものを選ぶようにしましょう。ダーク系のスーツを選択した場合は、Vゾーンにアクセントカラーを入れることによって、まとまりのあるスタイルになります。

シャツの色は白が基本になりますが、カラーシャツを選ぶ際にはスーツと同系色の色を、例えばネイビーのスーツであれば淡いブルーのシャツであれば全体がまとまります。

ネクタイは、その人のセンスが表れる重要なアイテムです。ダークトーンのスーツを選んだ場合、同じようなトーンのネクタイでまとめて大人っぽく仕上げることができますし、違う色で洗練されたスタイルを演出することもできます。

ファッション上級者のコーディネートを参考に

スーツ選びに自信がないという人もいるでしょう。その場合はファッション雑誌のモデルやSNSのスナップなどを見て、その模倣から入ってみるのもいいでしょう。その際に注意しておきたいポイントが2つあります。

ひとつ目は、「自身の年齢に近いモデルを選ぶ」ことです。あまりにもモデルの年齢が若すぎる場合、実際にコーディネートしたときのギャップが起こりやすくなります。自分と近い40代のモデルを参考にするのが好ましいでしょう。

2つ目は、「なるべく最新の雑誌やスナップ写真を参考にする」ことです。ファッションのトレンドは刻々と移り変わっていくものですから。

スーツのトレンドはタイトなシルエットが主流になることがあれば、ビッグシルエットが流行することもあります。トレンドに合わせて最新の情報を参考にするようにしましょう。

40代におすすめしたいビジネススーツの人気ブランド

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それでは次に、ビジネススーツの人気ブランドを確認していきましょう。特に「40代におすすめしたい」ブランドをセレクトしました。

TAGLIATORE(タリアトーレ)

TAGLIATOREは、LERARIO(レラリオ)社を母体として誕生したブランドです。レラリオの2代目である、ピーノ・レラリオ氏によって設立されました。デザイナーのスタイルを全面に押し出す挑戦的なスタイルが特徴です。

ブランドネームのTAGLIATOREは、イタリア語で「裁断士」という意味。ピーノ・レラリオ氏の祖父がシューズのアッパーを裁断する職人であったことから、このように名付けられました。クラシックテイストとイタリアらしさが融合した、ハイブリッドなデザインが好まれています。

「マイクロチェックスーツ」は、品格漂うベーシックアイテムとして愛されています。さりげないマイクロチェックが特徴で、40代も着こなしやすいエレガントなデザイン。ウェストはわずかにシェイプされており、スリムなシルエットを演出できます。

「トロピカルウールスーツ」は、モダンな色合いのウールを100%使用したモデル。春夏らしい爽やかな色み、軽やかな着心地が魅力です。大人っぽさを強調するライトグレーは、まさに40代のビジネスマンにぴったりです。

De Petrillo(デ・ペトリロ)

ベネデット・デ・ペトリロ氏が、2006年に自らの名を冠して設立した新鋭ファクトリーブランド。同氏は、かつてはナポリの老舗であるアントニオ・ラ・ピニョッラの職人でしたが、自分自身の理想の形を求めて独立。比較的新しいブランドですが、世界中で愛されています。

「ウールフレスコチョークストライプ3B1プリーツスーツ」は、非常に落ち着いた印象のスーツ。チョークストライプは「尖った」イメージを抱かれがちですが、De Petrilloのストライプは非常にシックな仕上がりになっています。

「ウールトロピカルピンストライプ6B1プリーツダブルスーツ」は、なによりもシンプルさにこだわったダブルスーツ。半毛芯仕立てになっているのが特徴で、カッチリとしていながらも、軽い着心地を実現しています。

「ウールグレンチェック3B1プリーツスーツ」は、クラシカルとモダンが見事に融合したスーツ。生地はベーシックなグレンチェックで、上品な仕上がりでありながら、40代の貫禄を引き出す絶妙なデザインです。

LARDINI(ラルディーニ)

1978年、イタリア中部のアンコーナにて仕立て工房として創業し、以来ビッグメゾンの製品を作りつづけてきました。ハンドペインティングなどさまざまな趣向を凝らし、オリジナリティーあふれる製品を世界に発信しており、イタリア屈指のブランドと呼べます。

「チョークストライプスーツ」は、その名のとおりチョークストライプのウール生地で仕立てたスーツです。非常にスリムなシルエットに仕上がっているのが特徴で、確かな高級感がありながら、動きやすさにも配慮されています。

「サマーウールスーツ」は、ウール100%の高級スーツ。ほどよくウエストがシェイプされていて、スマートなシルエットを演出します。「チョークストライプスーツ」と同じく、ジャケットの後袖はサイドベンツ仕様になっています。

「リネンスーツ」は、麻素材で作られたシンプルなスーツ。ブラックのほかにブラウンがあるのも特徴で、40代ビジネスマンの「渋さ」「男らしさ」を極限まで表現します。適度な光沢が高級感を演出して、エレガントなスタイルを表現できます。

CARUSO(カルーゾ)

ナポリ出身のラファエロ・カルーゾ氏によって設立されたイタリアンブランド。すべてのアイテムがイタリア製であり、まさに「イタリアらしさ」を体現したモノづくりが特徴。最高品質を提供しつづけるイタリア屈指のラグジュアリーブランドです。

「ZEROゼロ リネンメランジ2B1プリーツシャーリングスーツ」は、エレガントさをとことん追求したスーツです。メランジの発色が美しいリネン素材で、高級感のある仕上がり。シェイプのないボックスタイプで、貫禄のあるシルエットを演出します。

同じく「ZEROゼロ」シリーズの「ウールソリッド2B1プリーツシャーリングスーツ」は、細番手ウールを使用したスーツ。先ほどのリネンスーツと同じくボックスタイプであり、身体のラインを隠すようなスタイルです。

「バタフライウールモヘアソリッド4B1プリーツダブルスーツ」は、クラシックとモダンを両立したダブルスーツ。しなやかなウールモヘアの生地で、ドライなタッチが清涼感を際立たせます。上品なライトグレーは、まさに40代の魅力を際立たせるのにぴったりです。

Paul Stuart(ポール・スチュアート)

1938年アメリカで創業。「クラシック・アメリカン・スタイルといえばポール・スチュアート」といわれるほど、長きにわたって愛されているブランドです。トレンドに堕するのではなく、あくまでひとつのスタイルを志向するという姿勢が評価されています。

Paul Stuartの本質は「イギリス的なものをアメリカ流に解釈すること」であり、グローバルブランドでありながら、「アメリカ」の匂いが濃い仕上がりになっています。これからもアメリカンスタイルを貫くであろう、唯一無二の高級ブランドです。

「ブルーストライプウールスーツ」は、薄くてしなやかなビジネススーツ。生地には強撚糸が使われており、夏にも着やすいドライな作りになっています。ピンストライプ柄が特徴で、若々しく見せながら、大人としての色気もしっかりと演出してくれます。

「ブラウンピンヘッドスーツ」は、ウールモヘアの混紡糸を用いたピンヘッド柄の生地が特徴。奥行きのある色みが高級感を演出し、上品なブラウンカラーが40代ビジネスマンの魅力を際立たせます。生地自体も軽く作られており、清涼感のある着心地を実現しています。

Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)

1818年に創業された、アメリカで最も歴史のある衣料ブランドのひとつです。創業者であるヘンリー・サンズ・ブルックスは「最高品質の商品だけを作る」という基本理念を打ち立て、現在に至るまでそのスタイルが受け継がれています。

歴史の深いブランドということもあり、リンカーンやケネディ大統領などをはじめ、さまざまな著名人やセレブを顧客リストに連ねていました。No.1サックスーツやポロカラーシャツ(ボタンダウンシャツ)など、Brooks Brothersが生み出した商品は、世界中の人々に愛されています。

「ウールグレンプラッド2ボタンニットスーツ」は、イタリアREDA社のニット素材を使用したスーツです。ほっそりとしたシルエットを演出する現代的なデザインが特徴。スラックスも細身なので、「すらっとしたスタイルを強調したい」という人にうってつけのモデルです。

「ウールグレンチェックオーバーペイン2ボタンスーツ」は、モダンな仕上がりのスーツ。ブラックとホワイトのグレンチェック柄であり、本体のグレーと相まって、「大人っぽさを」を見事に演出してくれます。

BEAMS F(ビームスF)

アメリカンカジュアルウェアのセレクトショップ「BEAMS」から展開されているレーベル。1978年に「FUTURE」の「F」をレーベル名に掲げてスタートしました。クラシカルなものをベースに、現代的なものをブレンドしたハイブリッドデザインが魅力。

「メランジウールスーツ」は、耐久性・復元力に優れたウール生地を採用。メランジ調の生地なので、さまざまなシャツやネクタイと合わせることができます。国内有力工場との協業によって製作されており、美しいシルエットと快適な着心地が特徴です。

「ウールモヘヤピンチェックスーツ」は、その名のとおりウールモヘヤ素材を利用したオリジナルスーツ。老舗ファブリックメーカーである「カノニコ社」の生地を採用しています。ウエストまわりのシェイプもほどよく、ほっそりとしたシルエットを演出。

「ブラウンソリッドスーツ」は、モヘヤ混のブラウンカラースーツ。イギリスのハダースフィールドに本社を置く老舗ブランド「バウアー・ローバック」の生地を使用しています。非常に上品なブラウンで、40代ビジネスマンの魅力を余すことなく引き出してくれます。

UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)

1989年に、当時のBEAMS(ビームス)から独立する形で創業。衣類や小物などを販売するセレクトショップを運営しています。BEAMSやSHIPSとともに、「セレクトショップ御三家」と呼ばれることもあります。

UNITED ARROWSの特徴は、ほかの高級ブランドと比べて、コストパフォーマンスに優れている点です。5万円から9万円の価格帯で購入できるモデルが多く、10万円超の高額なスーツを欲していない人におすすめのブランドです。

「モヘアトロピカル3Bスーツ」は、ウールとモヘアの混紡素材の生地を使ったスーツです。ほどよい光沢のある表地は、エレガントな着こなしをサポートしてくれます。ビジネスシーンではもちろん、セレモニーなどのシーンでも活躍するスーツです。

こちらのスーツは「S-MODEL」というもので、UNITED ARROWSのスタンダードモデルになっています。肩パッド無しのジャケットは、すっきりとしたショルダーラインを作ります。またウエストのシェイプはかなり緩やかで、モダンな作りになっているのが特徴。

TOMORROWLAND(トゥモローランド)

トゥモローランドは、1978年に設立された同名の企業「株式会社トゥモローランド」のブランドです。同名のセレクトショップも運営しており、1987年に1号店をオープンした後、都心を中心に複数の店舗を抱えるようになりました。 

「ウールツイル段返り3Bスーツ」は、段返り3ボタンが特徴のオリジナルスーツ。フランスで150年以上の歴史を持つ「DORMEUIL」社の生地を使用しており、高級感あふれる仕上がりになっています。しなやかで、適度な光沢もあり、さらには耐久性にも優れているベストセラー生地です。

ウエストも緩やかにシェイプされ、現代チックなシルエットを演出します。カラーはダークブルーとブラウン系の2種類。ブラウン系もオーソドックスなブラウンではなく、少し灰色がかった独特な色みなのが特徴。

こちらは「TOMORROWLAND PILGRIM」というレーベルで、すべての製品がハンドメイドによる立体縫製で作られています。既製服にもかかわらず、まるでフルオーダーのような着心地と満足感を得られる、まさにTOMORROWLANDの中核をなすレーベルです。

BARNEYS NEW YORK

バーニー・プレスマン氏によって1923年に創業。1989年に伊勢丹がマスターライセンスを取得し、株式会社バーニーズジャパンを設立したことを機に、日本国内でも多くの人に親しまれるようになりました。日本語でのオンラインストアも展開しており、ショッピングやファッション記事の閲覧を楽しむことができます。

BARNEYS NEW YORKのスーツは、国内有数のスーツファクトリーで製作されています。ジャケットの表地は毛90%絹10%であり、軽さと柔らかさを考慮しながら、適度な光沢を持った上品な仕上がりになっています。

ウエストのシェイプは控えめで、どちらかといえばクラシックなスタイル。しかしナチュラルショルダーによってモダン風味も加わり、オリジナリティーあふれるシルエットを演出します。グレーがかかったブルーの発色も美しく、まさに大人の魅力を際立たせる一着といえます。

まとめ

40代になるとスーツの着こなしの幅も広がります。スーツの価格帯は「安すぎず高すぎず」を意識し、今まで着てこなかったカラーにも挑戦してみましょう。

そして今回解説したように、ブランドによって生地のこだわりや仕立てなどが違ってきます。それぞれのブランドの商品を吟味し、自分に合ったスーツを選び、40代のビジネススタイルを謳歌(おうか)しましょう。

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