カジュアルウェア
上品な生地感にベーシックな柄行きが映える、
ア ボンタージのTシャツ
【大人が似合うボーダー柄。其の3】
2021.07.12

いまや一年中袖を通すとはいえ、やはりTシャツが主役になるのは夏である。ただ、素材やデザインなど千差万別あるなかで、何を選べばいいのか決め手を欠く諸兄のために、スタイルや色柄などタイプ別に厳選して紹介。今回のテーマは、“大人が似合うボーダーTシャツ”。永遠のスタンダードともいえるボーダー柄は、配色やピッチ幅などで爽やかな印象だけでなく、シックにも装える万能パターン。若いうちも似合うであろうが、年齢を重ねてもそれがしゃれ感に好転するボーダー柄こそ、属性に左右されない多様性を尊ぶ現代にぴったりではないだろうか。
ピッチや配色など極めてオーセンティックでありながら、素材と加工にこだわり抜いた一枚。カリフォルニア州サンホーキンバレーの雪水で育った上質な米綿花に、ガス焼きで毛羽を無くし、さらにシルケット加工とバイオ加工を施すことで、まるでシルクのような滑らかな肌触りとつや感のある表情に仕上げた。限界までハイゲージに編み立てられた天竺(てんじく)生地は、薄手でありながら型崩れしにくいのもポイント。ゆとりのある身幅のルーズフィットシルエットも、身体のラインを拾わずリラックスした雰囲気を醸し出す。ボディーサイズに合わせて胸ポケットも大きめに設計するなど、普通に見えて全方位にこだわりが顔をのぞかせる。
問/ブリックレイヤー 03-5734-1098
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato