ブーツの代表格10種類と定番ブランドを徹底解説

2021.12.09

モカシンブーツ

ここからは、モカシンブーツの特徴やコーディネートのポイント、定番ブランドについて解説します。

歴史、デザイン、素材の特徴

モカシンブーツとは、アッパーにU字状のモカシン縫いが施されたブーツの総称です。モカシンはアメリカの先住民が履いていた靴にルーツがあるとされており、基本的にはカジュアルシーンで活躍してくれるアイテムです。

素材はスムースレザーやスエードが主に使われ、チロリアンシューズのように丈の低いものからロング丈のものまで、幅広い形状があります。ドレッシーな印象の丈が短いタイプはヨーロッパ系で、カジュアルな丈が長いタイプはアメリカ系の傾向があります。

スタイル、コーディネート

モカシンブーツは、スニーカーと革靴の中間に位置するアイテムです。プライベートでスーツスタイルにモカシンブーツを合わせればほどよくカジュアルダウンできます。春夏であれば、ショートパンツにモカシンブーツを合わせて子どもっぽさを抑えるコーディネートがおすすめです。

秋冬のファッションでモカシンブーツを採り入れるときは、明るいトーン、柔らかい素材感のものを選んでみてはいかがでしょうか。秋冬のコーディネートは印象が重くなりがちですが、爽やかなモカシンブーツで外すことで雰囲気を軽くできます。

モカシンブーツの定番ブランド

モカシンブーツの定番ブランドは「パラブーツ」「トッズ」「UGG(アグ)」です。パラブーツの定番モデルといえば「ミカエル」ですが、それをブーツに仕上げたのが「ミリー」です。

アッパーに採用されたポニーの毛皮やボリューム感のあるシルエットなど、エレガントな雰囲気が楽しめるでしょう。トッズは1979年にスタートしたイタリアのファッションブランドで、数あるアイテムのなかでもモカシンは高い人気を誇っています。

UGGは1978年にアメリカの西海岸で立ち上げられたブランドです。ムートンブーツが有名ですが、モカシンも上質で人気があります。

モンキーブーツ

ここからは、モンキーブーツの特徴やコーディネートのポイント、定番ブランドについて解説します。

歴史、デザイン、素材の特徴

モンキーブーツは、外羽根式でトウの近くまでシューレースで覆われたポピュラーなブーツです。正面から見ると猿の顔のように見えることからこの名称になったといわれていますが諸説あります。

もともとは電線工、つまりラインマンの作業靴であった経緯から「ラインマンブーツ」と呼ばれることもあります。シューレースをしっかりと締めて足にフィットさせられるため、不安定な場所での作業に向いているのです。

つま先から足首まで包み込まれるホールド感を重視する人はモンキーブーツを検討してみましょう。

スタイル、コーディネート

モンキーブーツはクラシカルな雰囲気が漂いますが、ルックスがスニーカーに似ているのでカジュアルシーンでも人気のアイテムです。

ハードなものからドレッシーなものまで、モンキーブーツのデザインはさまざまです。アメカジスタイルやジャケパンスタイルとも相性がいいので、お気に入りの一足を探してください。

モンキーブーツの定番ブランド

モンキーブーツの定番ブランドとしては「トリッカーズ」「レッドウィング」「ジョージコックス」などが挙げられます。

1829年創業のトリッカーズは英国の伝統的なシューズブランドです。トリッカーズのモンキーブーツの定番モデルが「イーサン」で、スタイリッシュなシルエットが大人の優雅さを演出してくれます。

レッドウィングもいわずと知れたアメリカのブーツメーカーで、コルクソールを採用したカジュアルなモンキーブーツを販売しています。ドレッシーなモンキーブーツが履きたい人は、デザイン性に優れたジョージコックスのモデルを試すとよいでしょう。

エンジニアブーツ

ここからは、エンジニアブーツの特徴やコーディネートのポイント、定番ブランドについて解説します。

歴史、デザイン、素材の特徴

エンジニアブーツは、エンジニア、すなわち工場などの技術者がより安全に働けるよう工夫が凝らされたワークブーツの一種です。エンジニアブーツでは、履き口のサイズ感をベルトで調節できるようになっています。靴ひもをなくすことで、機械に巻き込まれて起こる事故を防止しているのです。

また、工場などでは重量物がつま先に落ちる事故も多いため、基本的には硬いスチールトウを採用しています。足全体を守るためにロング丈になっていることもポイントのひとつで、全体に使われている肉厚のレザーが重厚感を漂わせます。

アンニュイな雰囲気を保ちたい場合は、スエード素材が採用されているエンジニアブーツを選ぶといいでしょう。

スタイル、コーディネート

エンジニアブーツはその安全性や男らしい雰囲気から、バイク乗りに人気の高いアイテムです。また、ごつごつとした印象があるのでアメカジスタイルとも好相性。エンジニアブーツは春夏に履くと暑苦しい印象を与えることがあるため、秋冬での活用がおすすめです。

エンジニアブーツはほかのブーツに比べると重く、最初は履き心地が悪いと感じる場合もあります。しかし、長く履くうちに足になじんでいき、快適なフィット感を楽しめるようになるはずです。

エンジニアブーツの定番ブランド

エンジニアブーツの定番ブランドは「レッドウィング」「チペワ」「ウエスコ」などです。ワークブーツの定番ブランドであるレッドウィングは、エンジニアブーツの分野でもロングセラーモデルを打ち出しています。

チペワは1901年にアメリカで創業したブーツブランドです。頑強で武骨なエンジニアブーツを数多く世に送り出しており、メンテナンスが簡単なスエード素材の製品も販売しています。

1918年創業のウエスコも代表的なブランドで、一生モノのエンジニアブーツが欲しい人におすすめです。

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