カジュアルウェア

気温10度に適した服装とは?
コーディネートやアイテム選びのポイントを解説

2021.12.07

カジュアルスタイルに欠かせないブルゾン

次に、平均気温10度の時期におすすめのコーディネートを3つ紹介します。平均気温10度のシーズンは、最高気温も15度前後と低め。冬物コートの出番ではありませんが、重ね着したりアウターを着たりするのが基本です。

平均気温10度くらいの時期のカジュアルスタイルに欠かせないのが、暖かさと手軽さのバランスがいいブルゾン。ジャケットのように手軽にはおれて脱ぎ着しやすいブルゾンですが、生地がしっかりしたものを選べば朝晩の冷えにも十分対応できます。

平均気温10度のコーディネートでは、ウール素材のブルゾンを着用。ブルゾンはコートほど着込んでいる印象を与えないので、初冬や冬の終わりにもぴったりです。インナーには、ブルゾンと丈のバランスがいいダークグレーのコットンニットを着用。ブルゾンは丈が短めなので、合わせるインナーの丈とのバランスに気をつけたいものです。ジャストサイズな上半身に対して、パンツは少しワイドなものをチョイス。カッチリすぎず、ゆるすぎず、サイズ感のバランスがいいコーディネートを目指します。

ハリスツイードのジャケットにニットを合わせて

平均気温10度ともなると、通常のテーラードジャケットをはおるだけではやや寒く感じるかもしれません。初冬や冬の終わりに採り入れたいのがツイードのジャケットです。ツイードとは、短い羊毛を紡いで製造される生地のこと。羊毛をふんだんに使用しているため、生地が厚く保温性に優れています。

コーディネートを特徴づける厚手のジャケットは、世界三大ツイードのひとつとして人気のハリスツイードのジャケットが最適。厚手とはいえ、スッキリとした着こなしで着膨れする心配がありません。インナーにはトラディショナルな印象のケーブル編みニットを合わせているので、室内でジャケットを脱いでも様になります。

ボトムスは、いまや定番となったブラックスキニーをセレクトします。ロールアップすることでトレンド感を演出し、甲がポニーヘアーになっているパラブーツを履くことで足元とジャケットの質感を合わせるのがポイントです。全体的にスッキリとまとめつつ、季節感をしっかりと感じさせるコーディネートになります。

パーカにデニムジャケットで寒さ対策

写真・図版

最低気温10度の日であればパーカ単体でも十分過ごせますが、朝晩がさらに冷え込む平均気温10度の日だと上に1枚はおりたくなります。

冬物のコートを着るほどではないけれど、パーカの上から何か気軽にはおりたいというときにおすすめなのがデニムジャケット。厚手でしっかりとした生地のデニムジャケットは、少し肌寒く感じるときのプラスワンとしてもってこいです。おすすめのコーディネートとしては、厚手のホワイトパーカにデニムジャケットを合わせます。冷え込む朝晩と比較的暖かくなる日中のどちらにも対応できる組み合わせになります。

丈の短いデニムジャケットの裾から、パーカの裾を少し出すのがポイント。季節を感じるダークブラウンのパンツと合わせ、後ろから見た際のレイヤーが見事に計算されています。こちらのコーディネートもジャストサイズの上半身とゆったりめの下半身でバランスをうまく取るのが重要です。

冬アウターの定番、ダウンジャケット

写真・図版

最低気温10度・平均気温10度の日のコーディネートを見てきましたが、最高気温10度ともなれば冬本番です。おしゃれであることはもちろん、何よりも暖かく過ごせる服装であることが大切。そんな冬本番の参考にしたいコーディネートを4例紹介していきましょう。

最高気温10度のおすすめコーディネートひとつ目は、黒のダウンジャケットを採り入れたシンプルコーデです。冬のアウターの定番であるダウンジャケットは防寒対策として優れものですが、ともすると着膨れしてしまうのが難点。インナーをジャストサイズのものにするなど、スッキリとしたサイズ感になるよう着こなしを工夫する必要があります。

最高気温10度のコーディネートにおいて、インナーに合わせたいのは、シンプルな白のタートルネックTシャツです。タートルネックで首元を暖かくしつつ、着膨れしないように計算。ダウンジャケットは単体で十分に暖かいので、インナーはスタイリッシュにまとめるのがいいでしょう。外と室内の温度差が大きい場合でも、ダウンジャケットを脱げば快適に過ごせます。

全体的にモノトーンでシックにまとめつつ、ライトブラウンのソックスを履くことで、差し色がチラリと見えてしゃれ感を演出します。

スタイリッシュにまとめるならチェスターフィールドコート

着丈が長めのチェスターフィールドコートは、スタイリッシュな冬のコーディネートに欠かせないアウター。上襟が付いており、スーツのようなフォーマル感を演出できるアイテムです。通常膝上あたりまで着丈があるため、足元の寒さ対策にもなります。

最高気温10度の2つ目に紹介するコーディネートは、ダークグレーのシンプルなチェスターフィールドコートを採り入れた大人のキレイめ冬コーデです。質感あるチェスターフィールドコートに合わせるのは、同じく存在感のある質感が特徴のローゲージニット。明るさの異なる6色のグレーの糸を使って編み上げているニットは、室内でコートを脱いだときでもコーディネートをキレイにまとめてくれます。白のパンツに黒のベルトを垂らせば、全身の統一感は申し分なしです。

モノトーンで地味になりがちな冬のファッションにおいて、差し色をどこに入れるかは大きなポイント。こちらのコーディネートでは、首元からのぞくサックスブルーのシャツをプラスすることでコーディネートに華やかさが加わります。

オン・オフ使えるステンカラーコート(バルマカーンコート)

チェスターフィールドコートと並んでスタイリッシュな冬のコーディネートに採り入れたいのがステンカラーコート。似たような印象のアイテムですが、襟の形とシルエットに違いがあります。一般的にチェスターフィールドコートはテーラードジャケットのような襟で、Aラインに近い締まったシルエットであるのに対し、ステンカラーコートは襟の後ろ側が高くなっており、シルエットはゆったりとした作り。

ビジネスシーンでも着用されることの多いステンカラーコートですが、オフのシーンでも重宝します。おすすめのコーディネートは、オーソドックスなキャメルのステンカラーコートに、ケーブル編みのクルーネックニットを合わせます。ステンカラーコートは後ろ襟を立ててスタイリッシュに着こなすこともできますが、最高気温10度の寒い日にはマフラーやストールで首元を彩ってもOK。

ここに合わせたいボトムスは、主張しすぎないストライプの入ったパンツ。テーパードシルエットのパンツであれば、足元までスタイリッシュに見せてくれます。

ムートンコートが主役の大人の冬コーデ

最高気温10度の日ともなれば、朝夕は氷点下近くまで冷え込むこともあります。そんな寒い日は、見た目にも暖かいムートンコートを採り入れてみてはいかがでしょうか。「羊の毛皮」の意味を持つムートンは、フワフワと手触りがよく保温性にも優れています。

最後に紹介するコーデの主役はダークブラウンのムートンコート。丈の長いムートンコートは存在感があり、着るだけでスタイルがまとまる優れものです。シルエットに重厚感のあるコートですが、ダッフルコート風のトグルがあるタイプのものであれば抜け感を演出することができます。ちょっとした遊び心が大人の余裕を感じさせます。

パンツとハットは目立ちすぎないベージュブラウンで統一することでコーディネートの主役であるコートを引き立てます。トレンドのロングコートを採り入れる場合は、コートをいかに引き立てるかに主眼を置いてコーディネートを考えてみるのがいいでしょう。

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