カジュアルウェア

ファッショントレンドスナップ129
ストールを1点プラスするだけで冬コーデが激変。
そのテクニックを公開。

2022.01.11

大西陽一

写真・図版

寒さが厳しいこの時期は、ウールコートやダウンブルゾンなどを着まわしがち。そうするとついつい見栄えがワンパターンになり、ブラックやネイビー、グレーといったシックな色がコーディネートの大部分を占めるようになります。

もちろんそれはそれでいいのですが、イメージをパッと明るくポジティブに変えてみたいと考えている方もいらっしゃるのでは? そんな方にぜひトライしてもらいたいコーディネートを、ミラノの街角で見つけました。

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今回のジェントルマンは、ご覧のようにコートはグレー、パンツと靴はブラックというモノトーンコーディネートにストールを1点プラスしただけでイメージを激変させていました。

普通なら首元には、ブラックを選ぶのがモード系コーディネートの王道。ただ逆にいえばよくありがちなスタイルだし、年齢が若いときはそれでもいいのですが、一歩間違えると老け込んだイメージに見える危険性が……。

そこで、活躍するのが鮮やかな色みのストール。ジェントルマンはオレンジをチョイスしていますが、この差し色が冬場のコーディネートにいかに効果的かということはひと目でおわかりいただけるはず。

それと見落としがちなポイントがもうひとつ。それは、大判サイズを選ぶという点。そうしないとジェントルマンのように、肩でマフラーを垂らし首元にボリュームを出すといことができません。ちょっとマント風な使い方が、このコーディネートの隠れたテクニックだったのです。

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ジェントルマンのようなオレンジの大判マフラーを発見。こういう色は、どちらかというとレディースでの取り扱いが多いのですが、基本的にユニセックスなものなので、気にせずどんどん採り入れましょう。

ここで皆さんが疑問に思うのが、大判とはいったいどのくらいの大きさをいうのかですが、これには決まった寸法はありません。一般的なマフラーは幅が35cm〜50cm前後で長さが120cm〜140cm前後くらいですが、これより大きくなると総じて大判(中判と呼ばれるものはほぼない)マフラーとかストールと呼ばれています。

ちなみにマフラーとストールの違いは、簡単に言うとマフラーは幅が狭く、首をひと巻きするくらいの長さで防寒目的のものを指し、ストールは幅が広く長さは肩からはおれるくらいあり(2m近いものも)、マフラーよりも薄い素材で作られていることが多く、オールシーズン使えるものが多いようです。

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縦180cm×横120cmのストール。素材はカシミヤ100%で冬以外も使えるように薄くガーゼのように織られています。深みのあるオレンジに染める技術はイタリアブランドならでは。ストール¥41,800 /ピン1876(菅原靴店
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縦200cm×横72cmのストール。素材はカシミヤ100%。ジョシュア エリスは、1767年創業のイギリスの生地ファクトリーが手がけるストール・マフラーブランドで、目が詰まっていながら表面の風合いはとてもソフトというのがここの特徴。ストール¥62,700/ジョシュア エリス(菅原靴店

スナップのジェントルマンのようなオレンジのストールはちょっとハードルが高いという方にはこちらがオススメ。イギリスならではの定番チェック(ブラックウォッチ)ですが、色は男性向きの配色になっています。幅が72cmとそれほど大きくはないので、初めてこうした大判マフラー&ストールにトライしたい方には最適なサイズではないかと思います。

このくらい大きいと、ひざ掛けとしても使えるので、レストランなどで冷え性の女性にサッと渡してあげるといった裏技も。

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