爽やかな春の訪れを
足元で演出する、
コーチのスリップオン

2022.02.22

爽やかな春の訪れを<br>足元で演出する、<br>コーチのスリップオン
¥38,500/コーチ

“おしゃれは足元から”なんてありふれた言葉を持ち出すまでもなく、重いアウターを脱いで、より幅広い着こなしを楽しめるこれからの季節には、シューズ選びこそがスタイリングの肝となる。そこで、春の装いをぐっと洒脱に仕上げてくれるおすすめの一足を日替わりで紹介しよう。今回、ピックアップしたのはスリップオンタイプのシューズ。脱ぎ履きの容易さは群を抜くものの、デザインによっては幾分だらしなく映ることもある。そこで、高い利便性はそのままに、きちんとした印象や品のよさを付与するものにこだわって選んでみた。

レザーシューズが有するきちんと感とスリップオンの気楽さを併せ持つコーチの「シグネチャー コイン ドライバー」。アッパーのモカシン縫いや、サドルの意匠こそ伝統的なローファーのそれだが、かかとのないフラットなラバーソールが肩肘の張らないリラックスムードを醸し出す。小さな革工房からスタートし、“オリジナル・アメリカン・ハウス・オブ・レザー”を掲げるまでに成長を遂げたコーチだけに、上質な素材使いはさすがのひと言。サドルキーパーには、コンチョを思わせるシグネチャーコインをあしらい、ヒールはレザーの端を摘んで縫い合わせたよう表情に仕上げるなど、さりげなさのなかにしゃれ感が顔をのぞかせる。ややクロップド丈のリジッドデニムと合わせて素足で履けば、春の訪れはもうすぐそこだ。

問/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン 0120-556-750

掲載した商品は税込み価格です。

Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 折りたたみ自転車が新たな境地に!<br> 「Brompton G Line」という革命。

    折りたたみ自転車が新たな境地に!
    「Brompton G Line」という革命。

    週末の過ごし方

    2025.12.01

  2. 西新橋「栄雅」の熱々餃子でエネルギーチャージ<br> 年末も走りつづけるマッチから目が離せない!<br> マッチと町中華。【第29回】

    西新橋「栄雅」の熱々餃子でエネルギーチャージ
    年末も走りつづけるマッチから目が離せない!
    マッチと町中華。【第29回】

    週末の過ごし方

    2025.11.28

  3. AOKI銀座本店で体験する、<br>イタリア生地の至宝「REDA」

    AOKI銀座本店で体験する、
    イタリア生地の至宝「REDA」

    スーツ

    2025.12.02

  4. 俳優・大野拓朗、「パシュミー」に見惚れる。

    俳優・大野拓朗、「パシュミー」に見惚れる。

    カジュアルウェア

    2025.12.01

  5. 上白石萌歌、加賀の「時間旅行」へ。<br>界 加賀で、北大路魯山人の〝粋〟に触れる[後編]

    上白石萌歌、加賀の「時間旅行」へ。
    界 加賀で、北大路魯山人の〝粋〟に触れる[後編]

    特別インタビュー

    2025.12.03

紳士の雑学