接待と手土産

地元に愛される洋食店
[部長の名店。 ひとり気ままにノスタルジックランチ]
レストラン 桂

2022.05.13

写真・図版
豚肉と和牛ひき肉のジューシーさとうま味が詰まった看板メニューの「特製メンチカツレツ」(1150円/ライス付き)。

風の吹くまま、気の向くまま。気負わず、自由な時間を満喫できるのが、ひとりランチのいいところ。せっかくならば、古き良き時代の薫りがスパイスのランチでタイムトリップを楽しむのも一興。

店先の食品サンプルディスプレーに心躍らせた子ども時代を思い出したり、時代の空気を吸い込んだ空間に居心地の良さを感じたり。昭和から令和まで50年以上(最も歴史ある店では100年以上)、変わらぬ味とたたずまいで愛されるノスタルジックな名店を紹介します。

ビストロの薫り漂う昼夜ふたつの顔を持つ名店

日本橋の中心地で、昔懐かしい食品サンプルの洋食メニューディスプレーが目を引く「レストラン 桂」。1963(昭和38)年の創業以来、地域の人に愛される洋食店で、平日はオフィスワーカー、週末は買い物客でにぎわっている。

人気No.1は、「特製メンチカツレツ」。ナイフを入れると肉汁があふれ出るメンチカツと、創業時から変わらぬレシピでつくる自慢のデミグラスソースに舌鼓。月火・水木・金土の2日ずつ替わるランチメニューの存在も再訪したくなる理由。

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店内は2人掛けと4人掛けのテーブル席のみ。純白のクロスがクラシック。

店内奥の棚には、ズラリと並んだキープボトルの角瓶。ディナータイムは「メンチカツレツ」のほか、「ポテトサラダ」や「かつお節入りスパゲティ」など、つまみとして洋食が楽しめるのも魅力。「ランチのお客さまに夜も来ていただけるようにと、先代がこのスタイルを考え、お客さまのリクエストでメニューが増えていきました」と、2代目店主・手塚清照さん。豊富なメニュー数は、多くの人に愛されてきた証しでもある。

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※価格はすべて税込み価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.52 SPRING / SUMMER 2022」より転載

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Photograph: Eri Kawamura
Illustration: Akira Sorimachi
Text: Nanae Konishi

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