カジュアルウェア
Tシャツ一枚でもオシャレに見せるリバティのバンダナ
巻き方のコツをプロが伝授。
ファッショントレンドスナップ149
2022.07.20
リバティのバンダナは、55cm×55cmの正方形。このサイズだと首に巻いたときにバランスがよく、さまざまな結び方ができるのがポイント。
結び方については、必ずこうしなければいけないというルールはなく、いろいろ試しながら自分が巻いていてしっくりするものがいちばん。とはいえ、基本は押さえておいたほうが初心者の方はトライしやすいはずなので、ベーシックな巻き方を解説します。
対角線上の角を中心に向かって折りたたみます。バンダナは、表は色が濃く、裏は少し薄くなっています。必ず裏側に向かってたたんでください。
3〜4cm幅で内側にたたんでいきます。ここで大切なのは、手でアイロンのようにプレスすること。そうすると、バンダナの膨らみが抑えられ巻きやすく、モコモコしなくなります。
※アイロンを使うと形が崩れにくくなります。ここはお好みで。
上の写真から、真ん中を山折りにして半分の太さにすれば準備完了。
いちばん簡単でよく使われる結び方は、普通のかた結び。結んだ先の長さが同じくらいになるように結べるまでは、何度かやり直しをしながら調整を。
ネクタイの、シングルノットのように結ぶ方法もあります。こちらの結び方だと首元の締まり具合の調整が可能で、バンダナの先が広がらず、ネクタイのようにコンパクトにまとまります。リバティ コレド日本橋店の男性スタッフの結び方はこちら。
一般的なコットン100%のバンダナと違いリバティのものはシルクが38%入っているので、首に巻いたときの肌触りがソフトで、夏はシルク独特のほどよいひんやり感が感じられます。その理由は、シルクは放湿性が高いからです。
女性スタッフの巻き方は、まず写真のように半分にバンダナをたたみみます。「LIBERTY」の文字が入っている角を見せるように折るのがポイント。
リバティならではの、発色のよさと細かな柄がミックスされた独特の美の世界観が楽しめます。
三角巾のように先をかた結びしたら、「LIBERTY」の文字が入っている角を肩のほうに向けて少しずつたらしたら完成。
リバティ コレド日本橋店の女性スタッフのように、肩に回したほうの重なりを少しずらして、先がWに見えるようにアレンジするとこなれ感が出ます。
Photograph & Text:Yoichi Onishi