接待と手土産

「笹一」の蒸し鮨
自慢の手土産 #94

2022.08.02

米はコシヒカリ、ササニシキと日本晴の3種類をブレンドする。コシヒカリとササニシキは、香りや味のバランスはいいが、酢を少々弾いてしまう。その点、日本晴は酢引きがよく酸味を保ってくれるのだという。その酢飯に2カ月ほど熟成させた独自のタレを追加し、刻みアナゴや干瓢(かんぴょう)を混ぜれば完成。ほどよい酸味とコクのある酢飯が薄味に仕上げたほかの具材のおいしさを、いい具合に引き出している。

「食の世界もいろいろなものが生れては消えていく。ただ見ていると職人の技とこだわりが詰まったものは息が長いように思う。昔の料理人に求められた厳しい修業がすべて正解だというわけではないが、厳しさがあるからこそ手に入れられる技もあるのでは」と堀口さんは話す。「自分も東京や大阪の修業先でたたき込まれた技術や味へのこだわりがあるからこそ、妥協しない商品を提供し続けられる」

そんな堀口さんの技とこだわりが詰まった蒸し鮨は、夏は温めた後に少し冷ましてから食べるのがおすすめだ。暑い夏、簡単調理ですぐに食べられる、それでいて妥協なしにおいしいものは、贈られた人もきっと重宝するはずだ。

写真・図版

笹一
和歌山県和歌山市梶取20-2(笹一 紀の川店)
価格/蒸し鮨(200g)4個入り4914円 ※税込み・送料別
問/073-452-3311
https://sasaichi.net/

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Edit & Text:Yuka Kumano

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