靴
二酸化炭素排出量ゼロを目標に開発された、
ブルックスのスニーカー
2022.08.05
古い常識や悪しき慣習にとらわれず、常に価値観を更新することの必要性が問われる現代。消費行動やもの選びひとつとっても“ソーシャルグッド”という観点が求められている。環境への配慮や不平等の是正など、持続可能な未来に向けて何か社会貢献に寄与しようという動きである。そんな“ソーシャルグッド”をキーワードに、時流をくんだおすすめのファッションアイテムを日替わりで紹介。今回は、各ブランドがいま最も注力し、技術革新も目覚ましい“サステイナブル・スニーカー”をピックアップ。
アメリカのランニングシューズ市場において、圧倒的な支持率を誇るブルックス。同ブランドが目指す2040年までのカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)の達成のために開発されたのが、こちらの「ゴースト14」である。「ゴースト」は、数々の業界賞を受賞するなど、ランナーからの支持も厚いブランドを代表する人気シリーズ。本モデルでは、インソールやシュータンの裏地をはじめ、アッパーの最低30%を、トウの補強に至っては100%リサイクルポリステルで賄っている。加えて、ミッドソールに搭載した衝撃吸収システム「ディーエヌエーロフト」フォームが、なめらかでソフトな履き心地を実現。伸縮性に優れたメッシュアッパーで蒸れを軽減し、足のホールド感を高めるなど、機能性の高さは申し分ない。写真のカラー以外にもシックなものから鮮やかな色みまで全5色あるカラーバリエーションも魅力で、お気に入りの一足を選びたい。
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掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato