週末の過ごし方
展覧会「からくりの森」を公開!
セイコーウオッチが、時計の可能性を育む
発信拠点「セイコー シード」を原宿にオープン。
2022.10.28
時計の新たな可能性を育み、腕時計のさまざまな楽しさを体験できる発信拠点「Seiko Seed(セイコー シード)」が、WITH HARAJUKU(ウィズ 原宿)1階にオープンした。
オープニングを飾る展覧会として、10月20日(木)から11月20日(日)まで開催する「からくりの森」は、東京の街(青山や表参道、原宿、代官山、渋谷、六本木)をメイン会場に、最先端のファッションやデザイン、アート、建築、食、テクノロジーなどがジャンルを超えて入り混じる、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO(デザイナートトーキョー)2022」の公式プログラム作品にもなっており、今年は10月21日(金)から30日(日)まで開催される。
「からくりの森」は、アーティストのクワクボリョウタ氏をアドバイザーに迎えて制作した「時計仕掛けの森」と、エンジニア集団「nomena(ノメナ)」の企画提案をもとに共同制作した「時計の捨象」の、2つのインスタレーションからなる。
時計仕掛けの森
「時計仕掛けの森」は、小さな時計に秘められたユニークな内部機構が生み出す動きを、光と影で大きく映し出した「影絵」により、時の存在と腕時計の可能性を楽しみながら感じられる空間だ。
時計の捨象 #01
時計の捨象 #02
時計の捨象 #03
「時計の捨象」は、腕時計の内部機構や音声デジタルウオッチを活用して制作。捨象とは、ある物事の特徴のうち一部を残してほかを捨てることにより、その物事の本質を探ろうとする思考方法。「時を計る」という時計の本分とも言える特徴をあえて捨てたとき、それでもそこに残るものから、そのたたずまいや振る舞いから、人々を笑顔にするセイコーの「ものづくり」の姿勢と哲学を感じとれる空間になっている。
腕時計のなかの小さな機械たちが外に現れ、自由自在に針を動かしたり、自然の美しい音を奏でるようすを楽しみながら体感することができ、いままで気付かなかった「時」の移ろいと表情を楽しみつつ、時計の仕組みや面白さ、技術の広がりが実感できる展示になっている。
問/セイコーウオッチ(株)お客様相談室 0120-061-012
Text:AERA STYLE MAGAZINE