お酒

フレンチと日本酒のペアリングを楽しむ!
特別なスパークリング日本酒、
「アラン・デュカス スパークリング サケ」に注目。

2022.12.14

フレンチと日本酒のペアリングを楽しむ!<br>特別なスパークリング日本酒、<br>「アラン・デュカス スパークリング サケ」に注目。

白州の清らかな水と調和した酒造りを理念とし、水と米のうま味、エレガントさと繊細さの絶妙なバランスを追求する山梨の老舗酒蔵「七賢(しちけん)/山梨銘醸」。

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「七賢」山梨銘醸株式会社

本格的なビストロから三つ星レストランまで、世界11カ国で約30のレストランを統括するAlain Ducasse(アラン・デュカス)と、アラン・デュカスのレストランでエグゼクティブ シェフソムリエを務めるGérard Margeon(ジェラール・マルジョン)とコラボレートした、特別なスパークリング日本酒「Alain Ducasse Sparkling Sake(アラン・デュカス スパークリング サケ)」が誕生した。

  • 500_2 Alain Ducasse x Shichiken-8

    アラン・デュカス
    ヨーロッパで500以上のレストランとホテルが加盟するネットワーク「レ・コレクションヌール」や料理本の出版社「デュカス・エディション」、料理・製菓学校「デュカス・エデュカシオン(※1)」)を設立。また、自社で一貫製造を行うショコラ工房「ル・ショコラ・アラン・デュカス」とコーヒーの自社工房ブランド「ル・カフェ・アラン・デュカス」を展開。食べる人の健康と地球環境への敬意、そして料理人が果たすべき社会的責任や個人農家による農業の保護を提唱し、シェフと質の高い生産者が集う団体「Collège culinaire de France(コレージュ・キュリネール)」を創設。この思想を具現化したガストロノミックな料理を“ナチュラリテ”と名付け「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」で提供するほか、より多くの人々に届けるため、レストランやテイクアウトで楽しめる料理“ナチュラリスト”も展開中。
    ※1 現在、ホスピタリティ経営と調理分野のグローバルリーダーであるSommet Education(ソメット・エデュケーション)と提携。

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    アラン・デュカス エグゼクティブ シェフソムリエ:
    ジェラール・マルジョン
    最高のビンテージといわれる1961年、ワイン銘醸地ボーヌに生まれ、ブルゴーニュで研鑽(けんさん)を積んだ後、ビアリッツのホテル「ミラマー」とパリのホテル「メリディアン・モンパルナス」でその才能を発揮。1993年、アラン・デュカスとの出会いをきっかけに、モナコの「ル・ルイ・キャーンズ」のシェフソムリエに就任。その後、パリのホテル「プラザ・アテネ」のレストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」のシェフソムリエに就任。2000年には世界中のアラン・デュカスのレストランのソムリエを統括するエグゼクティブ シェフソムリエに就任し、総数5000種類に上るワインリストを編集。 著書に『100語でわかるワイン』(白水社)がある。

「アラン・デュカス スパークリング サケ」は、七賢の醸造責任者である北原亮庫(きたはら りょうご)による、“桜の樽での熟成”と“瓶内二次発酵”という手法を用いて、完成。

みずみずしさを感じる泡立ちのなかにさくらんぼのニュアンスを持つ香りが漂い、樽熟成ならではの淡い苦みを帯びた甘みが、穏やかで心地よい余韻をもたらす。白州の水と、アラン・デュカスの心のテロワール、地中海のインスピレーションを礎に、表情豊かな味わいと口あたりを有する。

500_4 _Alain Ducasse Sparkling Saké
アラン・デュカス スパークリングサケ 720㎖ ¥5,500
七賢公式オンラインショップおよび、一部の百貨店や専門店で購入可能。

「七賢」とアラン・デュカスとの出合いはおよそ10年前。「アラン・デュカスの考え方や料理に対する哲学というものに非常にシンパシーを感じました」と語るのは、代表取締役社長である北原対馬(きたはら つしま)。

「日本酒は日本料理の世界では欠かせない存在であり、フランス料理が長年にわたって情熱を傾けてきたインスピレーションの源でもあります。このプロジェクトを通じて、新しい味覚の体験を提供するとともに、両国の文化の魂を後世に伝えたいと思いました。これは、アラン・デュカスと共通する哲学であり、伝統を踏まえつつも常に革新しつづけるということです。1750年(寛延3年)に山梨県の白州という水で有名な地で創業し、現在は純米酒、またはスパークリング日本酒といった新たなジャンルにも挑戦をしています。 継承と革新を大切にしながら300年、400年と続く酒蔵へと成長していくことを目指しています」とコメントした。

造り手としてこれまでにない新しい製法でスパークリング日本酒を造ってきた北原亮庫は、「私は、この地域の魂を体現するような酒を一貫して造りつづけることを約束します。米の香りが美しく、爽やかで生き生きとした味わいの日本酒。アラン・デュカスの料理は、クラシックでありながら、とても革新的で刺激的なものだと思います。この冒険に参加できることを光栄に思い、私の情熱を伝えると同時に皆さんに白州の息吹を感じていただけるよう、最大の誠意を持って臨みたいと思います」とコメントを寄せている。

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左:「七賢」山梨銘醸株式会社の醸造責任者である北原亮庫、右:「七賢」山梨銘醸株式会社の代表取締役社長である北原対馬

ユネスコ無形文化遺産に登録された日本料理とともに日本酒が国際的に認知されつつあるいま、革新的なシェフたちは、フランス料理やイタリア料理に日本の食材を採り入れ、新しい料理の分野を開拓。

アラン・デュカスは、 「七賢のアラン・デュカス スパークリング サケは私が作り出すメニューにとてもよく合います。 ミネラルバランスがよく、食前酒からデザートまで食卓を華やかにしてくれる爽やかなパワーがとても魅力的なお酒です。ユニークな体験を発見し共有したいという思いから、豊かな自然環境と色彩豊かな生活様式を持つ山梨にたどり着いたのです。人と自然そして繊細な風景が出合い、スパークリング・サケが誕生しました。風味や食感はその風土の表現であり、五感を刺激するだけではなく、情熱的な醸造家たちの緻密な作業の結果でもあります」とコメント。

ジェラール・マルジョンは、「フランス料理と日本酒のマリアージュは非常に面白い組み合わせです。特に七賢のスパークリングは、桜の木の樽に入れることより、ワインに含まれるタンニンのテクスチャーに近いものが生まれ、赤ワインを醸造する際に出る渋みのタンニンのように、ワインに近づくように思います。細かい泡が特徴のこのスパークリング・サケは、フランス料理に合いますが、シャンパーニュのように、世界中のどんな料理にも合うように思います。現在、フランスで日本酒がブームなのは、世界中でワイン造りが活発ななか、日本酒のようにまだ知られていない文化に出合いたい好奇心と日本の伝統と文化に対するリスペクトからなのだと思います」とコメントした。

ベージュ アラン・デュカス東京」や「パレスホテル東京 ESTERRE(エステール)」、「BENOIT(ブノワ)東京」、「MUNI ALAIN DUCASSE(ムニ・アラン・デュカス)京都」では、フレンチと日本酒のマリアージュによって見いだされる、ファインダイニングでの日本酒の可能性と新たな魅力を体験することができる。

掲載した商品はすべて税込み価格です。

問/山梨銘醸株式会社 0551-35-2236

Text:AERA STYLE MAGAZINE

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