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小物
大人たちを魅了する、ペッレ モルビダの新素材。
2023.04.14
“PELLE MORBIDA”とは、イタリア語で“柔らかな肌(革)”。ブランドの根幹となるオリジナルシュリンクレザーを開発する際、豪華客船での恋物語を描いた映画『めぐり逢い』で、圧倒的な気品と美貌を見せた主演俳優、デボラ・カーをイメージしたのをきっかけに、そう名付けられた。その思いを体現するようなバッグの数々には、品位、ドレス、優雅さが息づく。
素材への徹底的なこだわりは、ブランド設立から10年を経た今でも変わることなく、旅の理想形として知られる船旅を楽しむ大人たち、“クオリティ オブ ライフ”を求める、成熟した大人たちのためのバッグと呼ぶにふさわしい。
財布やカードケース、キーケースなどは日常的に持ち運ぶものだから、使うほどに愛着が湧くような素材を選びたいもの。それが世界最高峰のタンナーとも呼び声高い、フランスの名門REMY CARRIAT社のレザーであれば、これほど完璧なことはないだろう。同社はバスク地方のエスプレットという小さな町で、1927年に産声を上げた。最高級の雄牛と水牛の革を使い、長きにわたり培った経験と技術を組み合わせることで、優れた品質の革を多くの一流メゾンに提供しつづけている。このフルグレインレザーは、キメが細かく、非常に柔らかな風合いとしっとりとした質感が特徴。染色時にフッ素系の防水スプレーを塗布することで、防水と防汚機能を備え、傷やこすれにも強い(ブラック、ブルー、グレージュ、ネイビーの4色展開)。
ペッレ モルビダの“サードバッグ”は、ハンドルを持ってそのままでも、ポーチのようにバッグインバッグとしても使える“第3のバッグ”。その定番とオリジナルシュリンクレザーの組み合わせは、今やブランドの象徴でもある。こちらは、シュリンクレザーの表面にパンチング型押し加工を施した新シリーズだ。味わい深いシボとパンチング型押し加工の組み合わせが、よりスタイリッシュな印象。とても柔らかく、使い始めてすぐに肌馴染みの良さを実感できるはず。同素材のショルダーバッグもラインアップする(ブラックのみの展開)。
人気のネオプレーンシリーズにも新しい素材が登場する。ネオプレーンとは、ウエットスーツにも使われる素材。合成ゴムの代表格であるSBRゴムの両面に、ポリエステルスムース生地を張り合わせた。ウエットスーツと同じように防水性が高く、生地表面からの浸水を防ぎやすい。レザーとネオプレーンを組み合わせることで、コットンバッグを凌ぐ軽さを誇りつつも、エレガントな印象はそのまま。多くの荷物を入れられる耐久性も大きな魅力だ(ブラック、ベージュ、ネイビーの3色展開)。
問/ペッレ モルビダ 銀座本店 03-5524-2808
ペッレ モルビダ 名古屋栄店 052-249-5380
ペッレ モルビダ 大名古屋ビルヂング店 052-446-6737
ペッレ モルビダ 心斎橋店 06-6121-9117
ペッレ モルビダ グランフロント大阪店 06-6131-5523
※4月以降、順次発売。予約受付中!
ペッレ モルビダ ブランドサイト https://www.pellemorbida.com/
Photograph: Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling: Hidetoshi Nakato (TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Yuki Koike(VINYL)