週末の過ごし方

帰りたくなるのは、やっぱりハワイ。

2023.04.18

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ハワイといえばこの景色! ハレクラニの客室「ダイヤモンドヘッド・オーシャンフロント」から。

行きたいところに、自由に行ける。
そんな当たり前のことが、ようやくかないはじめた。
破裂寸前だった旅への思いが、今やっと解き放たれる。
ただいま、ハワイ。おかえり、海外旅行のある日常。

Places Visited : オアフ島

世界広しといえど、ハワイのような旅先は唯一無二の存在だ。最も近い大陸から3000km以上離れた絶海の孤島でありながら、ここには海も山も都会も田舎もすべてがそろっている。年間を通じて25℃前後の温暖な気候、日系移民がもたらした食文化など、異国でありながらストレスを感じることはほぼ皆無。一度行けば誰もが魅了され、またすぐに帰りたくなる島。それがハワイなのだ。

不変と競争、それもまたハワイの醍醐味(だいごみ)だ。ワイキキのような大都会を擁するオアフ島でも自然保護区によって、太古から手付かずの自然がいまだに数多く残る。一方でリゾート地における切磋琢磨(せっさたくま)のスピードはすさまじく、毎月のように新店や新ブランドのホテルが誕生。自然と都会、どちらも「ダイナミック」と形容するのにふさわしく、両者が相反するようで実は絶妙な距離感で均衡を保っているのがハワイの魅力だと私は考えている。 

さあ、久しぶりのハワイ! 今回はどんな感動が待っているだろう。調べたらワイキキを中心に、気になる話題のお店がめじろ押し。久々に再訪したいお気に入りのレストランをカウントしたら、それだけで滞在日数の全食事回数を上回ってしまった(笑)。長袖は必要だっけ? 水着はさすがに置いていこうか。そういえばESTAも更新しないと。ああ、取材とはいえたまらないこのワクワク感! 久々すぎて、なんだか人生初海外のようにぎこちない荷造りはご愛嬌。僕たちの海外旅行が、いよいよ戻ってきた!

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毎週土曜日に開催されるカカアコのファーマーズマーケット。2021年に場所を移転してより盛り上がりを見せていた。
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アメリカ本土からの観光客とハワイのローカルで混雑するワイキキビーチ。

<<ハワイを訪れるなら、アロハな精神に満ちた地元ハワイの航空会社。 記事はこちらから

「アエラスタイルマガジンVOL.54 SPRING/SUMMER 2023」より転載

Photograph: Akira Kumagai
Coordinate: Eriko Shiina(makana press)
Edit & Text: Keiichi Izawa

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