カジュアルウェア

【ポロ ラルフ ローレン】
「クールビズ」の最適解。
ポロシャツが主役となるこの夏のビジカジスタイル。vol.2

2024.07.09

ラルフローレン_ポロ01
ポロシャツ¥22,000、ジャケット¥129,800、パンツ¥26,400/すべてポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン 0120-3274-20

ジャケットのインナーとして重宝するだけでなく、さらりと一枚で着ても様になる。涼やかに装えるが、ビジネスシーンに不可欠なきちんと感も担保する。いかに時代が変わろうと、色あせることのない永遠のスタンダードでありながら、現代的な装いにもなじむポロシャツこそ「クールビズ」の最適解に推したい。そこで、アメリカントラッドの王道から英国が誇る王室御用達ブランドまで、この夏のビジカジスタイルを決めるおすすめの一枚を、その着こなし術と併せて紹介しよう。

ラルフローレン_ポロ02
1972年の初登場以来、アメリカンスタイルの王道として君臨してきた定番ポロシャツ。本モデルは、オリジナルのディテールを踏襲しつつ素材を変えてアレンジした新作。アイコニックなポニーマークは、マルチカラーの刺繍であしらわれており、確かな存在感を放っている。ナチュラルやブルーなど、全4色展開。

金ボタンのネイビーブレザーにベージュのチノパン。正統派アメリカントラッドのお手本とも言うべきコーデだが、インナーをBDシャツやラガーシャツではなく、同系色のポロシャツに替えれば、ぐっと落ち着いた印象に。それは、まるで70年代のアイビーリーガーから令和のビジネスパーソンへとタイムリープしたかのようでもあり、ポロ ラルフ ローレンのスタイルがエバーグリーンな輝きを放っている証左でもある。

今回インナーに選んだポロシャツは、伸縮性のあるコーデュロイをニットでアレンジしたコットン混紡の変わり種。オーセンティックなクラシックフィットは、ボックスシルエットのブレザーとも好相性。何より繊細な畝(うね)が生み出す上品な光沢感や独特の質感が、ブレザーとのコントラストを生み、奥行きのある胸元を演出してくれる。第一ボタンをあえて開けることでこなれた雰囲気を演出できるのも、ポロシャツならではの特権といえよう。

問/ラルフ ローレン 0120-3274-20

掲載した商品はすべて税込み価格です。

Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato

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