バッグ
ユーザーの”使い勝手”を考え抜いた、
無印良品のキャリーバッグ。
2024.08.08
涼やかな避暑地やリゾートでのサマーバケーション。はたまた、家族そろってのお盆の里帰りなど、夏季休暇を利用した旅行に出掛ける人は多いだろう。出発前の準備はもちろんのこと、目的地までの移動や旅先での予定を円滑に進めるためにも、さまざまなシチュエーションを想定したバッグ選びが肝要となる。そこで、頼れる“旅の相棒”となりそうな最新のトラベルバッグを日替わりで紹介。
まずは、旅路のメインバッグとなる「大容量のキャリーバッグ」から、ピックアップしていこう。
「バーを自由に調整できる ハードキャリーケース(105ℓ)」……。これは、キャッチコピーではなく、れっきとした製品名。てらいのなさも気持ちいいが、その名のとおりキャリーバーの高さを、1㎝間隔で調整できるのが売りだ。よくある2〜3段階調整ではなく、ストッパーボタンで自分好みの高さに設定できるのは、特に移動時において利便性を享受できる。無印良品らしい無駄を省いたシンプルなデザインも魅力だが、静音性に優れたストッパー付きのキャスターやTSAロック、防犯性の高い二重ファスナーなど、機能面も申し分なし。写真のグレー以外にも、黒やベージュ、ネイビーを取りそろえた全4色展開で、マットな質感とシンプルなカラーは、どんな装いにもなじむ。大容量のキャリーバッグを初めて購入するエントリーモデルとしてはもちろん、旅慣れた人をも満足させるクオリティは、無印良品ならではと言える。
問/無印良品 銀座 03-3538-1311
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato