カジュアルウェア

【ブルックス ブラザーズ】秋から冬に活躍。
スタイルを決める“主役級”カーディガンvol.5

2024.11.05

【ブルックス ブラザーズ】秋から冬に活躍。<br>スタイルを決める“主役級”カーディガンvol.5
カーディガン¥46,200、ニット¥23,100、パンツ¥31,900/すべてブルックス ブラザーズ

「ファッションの秋」とはよく言ったもので、厳しい寒さを凌ぐヘビーアウター必須の真冬になるまで、さまざまなスタイルや着こなしを楽しめるのがこの季節の醍醐味(だいごみ)だ。なかでもアエラスタイルマガジンが、今期おすすめしたいのがカーディガン。気温やシチュエーションに応じて簡単に脱ぎ着ができ、インナーとのレイヤードやボタンの開け閉めで、異なる表情を演出できるのも魅力だ。素材はもちろん、襟型や編み柄など千差万別あるなかで、各ブランドから厳選したおすすめの一枚を、その着こなしと併せて紹介しよう。

1960年代のモッズやジャズマンを想起させるカーディガンは、意外にもアメリカントラッドの代表的ブランド、ブルックス ブラザーズのもの。ネイビーをベースに、フロント部分をブラウンのヘリンボーン柄で切り替えた主張のあるデザインは、すっきりとしたフィッティングも含めてジャケット感覚で着用できる。

500_240928_18722
しっかりと目の詰まった編み地は、弾力と厚みがあるので暖かな着心地。袖にあしらったスエードのエルボーパッチや重厚感のあるくるみボタンが、クラシカルなムードを後押しする。写真のようなシックな装いだけでなく、デニムパンツを合わせたカジュアルなスタイルにもハマるので、コーディネートの幅が広がる一枚。

インナーにシャツを着てタイドアップするのもおすすめだが、今回は、ブラックのタートルネックセーターを合わせて、クラシックなムードを際立たせた。同じくブルックス ブラザーズのタートルネックセーターは、柔らかくしなやかな肌触りが特徴のメリノウール製。薄手なのでインナー使いとしても重宝する。

パンツはウール100%のスラックスで、ほどよくゆとりのあるシルエットがトップスとも高相性。全体的に重くなりすぎないよう、カラーはチャコールグレーをチョイスした。パンツの裾を気持ち短めにして、足元にサドルシューズやコンビローファー、チェルシーブーツなどを合わせれば、ザ・ジャム時代のポール・ウェラーのように装えるだろう。アメリカのブランドらしからぬブリテイッシュなカーディガンは、永遠のスタイルアイコンへの憧憬を形にしてくれる。

問/ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818

掲載した商品はすべて税込み価格です。

Photograph: Satoru Tada(Rooster)
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura
Text: Tetsuya Sato

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ギンギラギンに、この先も。<br>─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    ギンギラギンに、この先も。
    ─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    週末の過ごし方

    2025.05.23

  2. ユニクロの最強コラボTシャツを知っている?<br>ピカソ&マティスの作品がプリントされていて神プライス。<br>ファッショントレンドスナップ213

    ユニクロの最強コラボTシャツを知っている?
    ピカソ&マティスの作品がプリントされていて神プライス。
    ファッショントレンドスナップ213

    カジュアルウェア

    2025.05.13

  3. 町田啓太、動き続ける日々。

    町田啓太、動き続ける日々。

    特別インタビュー

    2025.05.16

  4. 「帝国ホテル 東京」のオーチャード。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #146

    「帝国ホテル 東京」のオーチャード。
    すべて実食! 自慢の手土産 #146

    接待と手土産

    2025.05.01

  5. ディフェンダー<br>【クルマ選び、2025年の正解とは?】

    ディフェンダー
    【クルマ選び、2025年の正解とは?】

    週末の過ごし方

    2025.05.20

紳士の雑学