腕時計
ロンジンの美学と技術を凝縮した
「ロンジン マスターコレクション」の新たな幕開け
2026.10.22
1832年、スイスのサンティミエで創業したロンジン。190年以上にわたり時計づくりを続けてきた同ブランドの魅力は、スローガンに掲げた 「Elegance is an attitude(エレガンスを身にまとう)」を体現してきた歴史にある。翼のある砂時計のエンブレムが象徴するのは、伝統を守るだけではなく、時代の流れに応えながら時計の可能性を広げてきた姿勢と言える。
その哲学を凝縮したコレクションが、2005年に誕生した「ロンジン マスターコレクション」である。複雑機構を備えた機械式時計から端正な3針モデルまでを揃え、ロンジンならではのエレガンスを表現。そして2026年6月、文字盤や針、ベゼル、ブレスレットに至るまで全体的に刷新されて新たに登場した。
新作の特徴は、光の角度によって繊細な表情を変えるバーリーコーンパターンのダイアルと、優美なアラビア数字のインデックス。ブルーやシルバーを基調としたカラーリングに加え、30mm、34mm、39mm、41mmの4サイズを展開することで幅広いスタイルに応える。3針のモデルに搭載されるCal.L888.5は約72時間のパワーリザーブも完備。美しい外観の内側にも、現代的な時計製造技術が息づいている。
そして2026年8月、新たな魅力を加えたのが「ロンジン マスターコレクション クロノ モノプッシャー」だ。ロンジンは1911年、腕時計用に設計された初期のモノプッシャークロノグラフのひとつを発表。1913年にはそのコンセプトを発展させたCal.13.33Zを世に送り出し、計時技術の発展に貢献した。その歴史を受け継ぐ新作は、リューズ一体型のプッシャーひとつでクロノグラフのスタート、ストップ、リセットを操作する機構を採用。脈拍を測定するためのパルスメーターも備え、ビンテージの機能美を現代のエレガンスへと昇華している。手巻きムーブメントであるCal.L799.5はコラムホイールを備え、約68時間のパワーリザーブを確保する。
さらに、クロノグラフ、カレンダー、ムーンフェイズを組み合わせた「クロノ ムーンフェイズ」もラインアップに加わった。複雑機構の魅力を楽しめるモデルから、日常に寄り添うシンプルな3針時計まで。新生ロンジン マスターコレクションが示すのは、ロンジンの歴史が過去の遺産にとどまらず、現在進行形のデザインと技術へとつながっていることだ。伝統と革新、その両立こそがこのコレクションを「ザ・ロンジンウォッチ」たらしめる理由なのである。
端正なデザインは、スーツやジャケットを着こなすビジネスパーソンの腕元にも自然になじむ。もちろんフォーマルな場面でも、さりげなく知性と品格を演出してくれるはずだ。信頼感を大切にしながら、自分らしいスタイルも追求したい。そんな大人のビジネスパーソンにこそ、ロンジン マスターコレクションはふさわしい選択肢といえるだろう。
Text: AERA STYLE MAGAZINE