2024年1月〜2024年12月販売容量(全国SM/CVS/酒DS/ホームセンター/ドラッグストア/一般酒店/業務用酒店計)
SPECIAL
INTERVIEW
型がなければ型は破れない。常識を知らなければ常識は超えられない。
ボトルではなく、缶でNo.1*となった「サントリー酸化防止剤無添加※のおいしいワイン。スパークリング」。
アルコール度数が9%から7%にリニューアルされ、フレッシュでワインらしい厚みはそのままに、より気軽に飲めるようになった。
柔道からプロレスへ、型破りな挑戦をするウルフアロンが認めたその美味しさとは——
*酸化防止剤無添加のおいしいワイン。スパークリング ブランド計 (リニューアル前)インテージSRI+スパークリングワイン市場 (シャンパン含む) 2024年1月~2024年12月販売容量(全国SM/CVS/酒DS/ホームセンター/ドラッグストア/一般酒店/業務用酒店計)
失敗から学び、世界の頂点を極めた。常識にこだわらないことがモットー
ウルフアロンは豪快な投げ技を武器に頂点を極めたが、これまでの柔道家に対して抱かれてきた寡黙なイメージはない。礼儀をわきまえつつ、試合で勝ったときにはガッツポーズで喜びをあふれさせる。オフにはテレビでタレント並みの秀でたトークスキルを発揮。柔道から日常の出来事をフランクに語る自身のYouTubeチャンネルは多くのフォロワーを生み、日々「いいね!」を集めている。まさに新世代のアスリートだ。
名門の講道館で柔道を始めたのは6歳の時。もともと自らが特に「やりたい」と思ったわけではないというが、次第に才能を開花させ、さまざまな世界大会で頂点に立った。体格で勝る世界の強豪を相手に重ねた快挙の裏には、並々ならぬ努力があったに違いない。
「負け方を知ることで勝ち方がわかってきます」と語る。
「大切なのは失敗から逃げないこと。チャレンジを繰り返せば失敗する原因をなくして進めますから」
もうひとつのモットーは常識にとらわれないこと。
「常識にこだわり過ぎるのはつまらない。誰かがやったからではなく、自分ならどうかということを常に考えてきましたね」
そんなウルフが堪能するのは、「サントリー酸化防止剤無添加※のおいしいワイン。スパークリング」。国産、輸入を含め、国内スパークリングワイン市場で一番*売れているワインだ。
*酸化防止剤無添加のおいしいワイン。スパークリング ブランド計 (リニューアル前)インテージSRI+スパークリングワイン市場 (シャンパン含む) 2024年1月~2024年12月販売容量(全国SM/CVS/酒DS/ホームセンター/ドラッグストア/一般酒店/業務用酒店計)
「美味しいですよね。ちゃんとぶどうの香りがしてすっきり飲める。それでいて後味もしっかり。缶でスパークリングワインというのはすごく斬新だと思います」
スパークリング缶はこれまでのアルコール度数9%から7%にリニューアルされ、より飲みやすくなった。
「7%になったのに満足感は変わりませんね」
「まるで僕みたい」とスパークリング缶にシンパシー
ウルフは2025年6月10日、「もうやり残したことはない」と柔道引退を表明した。そしておよそ2週間後、新日本プロレス入団を発表する。元柔道世界王者のプロレス入りは大きな驚きをもって迎えられた。
「以前からプロレスが好きでしたから、誰かに相談せず、ひとりで決めました」
同じように肉体で戦う柔道とプロレスだが、違いは大きい。畳とリング、道着とタイツ、技のかけ方も受け身の取り方もまるで異なる。こうしたわかりやすい仕様にとどまらず、本質的な勝負論も別物だ。
「柔道の場合、戦うのは相手だけです。でもプロレスはその他に観客の視線との戦いがあると思いますね」
向けられる熱い視線に応えるべく、柔道での輝かしいキャリアをいったん脇に置き、いまは来年1月4日のデビュー戦に向けて一からプロレスの基本を体に叩き込んでいる。
リングへの花道を進みつつある元柔道世界王者は、スパークリング缶に特別なシンパシーを覚えるようだ。
「意外性があって、まるで僕みたいなスパークリングワインという感じがします(笑)。 誰もやっていないことをやるという信念、それを突き詰めていくと新しい道をつくりたくなるんです」
道を歩むのではなく、自ら道をつくる。見た人を夢中にさせる見たことのないプロレス、本格的な美味しさを手軽に楽しめる缶容器のスパークリングワイン。
これまでにない頂を目指す両者には、確かにパイオニアスピリットが息づく。
ウルフは大の料理好きだ。魚を捌くのも特技のひとつ。お手製の料理にもスパークリング缶はもってこいだという。
「赤のスパークリング缶なら肉料理、ローストビーフですね。しっかりと焼き色をつけた塊肉をじっくり冷やしたものに合うと思います。白はチーズを入れて溶かしたカレー、魚介なら生牡蠣ですね」
さまざまなレシピを想像しながら、笑顔でスパークリング缶を飲む。
「ボトルだとみんなで飲む感じですが。これならひとりのときでも気軽に愉しめます」
型を破り、常識を超えてきたウルフアロン。見る人を魅せる勝利を挙げたときの祝杯は、缶からあふれる赤と白の華やかな泡に決まったようだ。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。
お酒はなによりも適量です。のんだあとはリサイクル。
PROFILE
ウルフアロン
1996年東京生まれ。祖父の勧めにより、講道館にある春日柔道クラブで6歳の時に柔道を始める。東海大浦安高校の二年時に高校三冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成。東海大学進学後、一年生ながら全日本学生柔道優勝大会の7連覇に貢献し、全日本ジュニア優勝、世界ジュニア3位という成績をおさめる。二年時、グランプリ・ウランバートルでIJFワールド柔道ツアー初優勝。四年時には全日本選抜体重別選手権で二連覇を飾り、世界選手権も制す。2021年東京オリンピック100kg級で日本に21年ぶりの金メダルをもたらす。合わせて史上八人目の柔道三冠を達成した。2025年6月で23年間の柔道選手生活を引退し、新日本プロレス入団。2026年1月4日デビューを予定。趣味は料理と絵を描くこと。
Photograph: Hiroyuki Matsuzaki (INTO THE LIGHT)
Hair & Make-up: Risa Sawada
Styling: Jin Sugimoto
Text: Mitsuhide Sako (KATANA)
Direction: Shingo Fujioka , Yosuke Fujimori
(AERA STYLE MAGAZINE)