今回のコレクション/ワードローブは、構造のインプリンティング、そしてアイテムの種類と素材と柄の豊かさを軸に、極めて明確に展開されています。建築を設計するときのように綿密にデザインされた構造、それでも堅苦しくならないジャケットとパンツ。ジャケットの多くは、表地だけで十分な存在感が出せるため、裏地は使われていません。オーバーコートとアウターウェアはほとんどが膝下の丈で、ピーコート、ダッフルコート、フィールドジャケット、トレンチ、パーカ、「脱ミリタリー調」の外套など、あらゆるタイプを網羅しています。角製ボタン、シャツ用ヴィエラ生地(Viyella)の裏地、ハーフベルトが使われています。素材的にも、カシミア、モヘア、アルパカ、キャメルヘア、シェットランド、ラムウール、ソラーロ(光沢/マット)、非常に頑丈なキャンバス地などバラエティ豊かで、ときにヘリンボーン、鉤針編み、鹿の子織り、ハニカム織りで変化をつけてあります。
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