カジュアルウェア

70年代のアメリカ西海岸の風が薫る、
ティーエムティーのTシャツ
【夏気分を盛り上げる一枚。其の2】

2021.07.26

70年代のアメリカ西海岸の風が薫る、<br>ティーエムティーのTシャツ<br>【夏気分を盛り上げる一枚。其の2】
¥9,680/ティーエムティー

いまや一年中袖を通すとはいえ、やはりTシャツが主役になるのは夏である。ただ、素材やデザインなど千差万別あるなかで、何を選べばいいのか決め手を欠く諸兄のために、スタイルや色柄などタイプ別に厳選して紹介。今回のテーマは、“夏気分を盛り上げるTシャツ”。南国のリゾート地で優雅なバカンスはおろか、気の置けない仲間と騒ぐことすら難しいこのご時勢。いつもとはまったく違う夏になろうとも、せめてTシャツくらいは季節感を採り入れて気持ちを高揚させたい。

素材にはブランド定番のラフィ天竺(てんじく)を採用。甘めの編み地とスラブ調の表情が、ビンテージTシャツのような柔らかな手触りと自然なフェード感を創出する。デニムの聖地、岡山県倉敷市の児島地域の工場で、生地の洗いや染色などの二次工程をすべて手がけるというから、その卓越した技術力に舌を巻く。フロントには控えめなロゴとポケットを配し、背面にアメリカ西海岸におけるユースカルチャーの中心地、ベニスビーチにたたずむカリフォルニアガールをあしらった。プリント位置や写真の構図とロゴのバランスなど、その時代の空気感ごと閉じ込めたような夏らしさ全開の一枚。

問/TMTジャパン 03-5770-3788

掲載した商品は税込み価格です。

Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ギンギラギンに、この先も。<br>─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    ギンギラギンに、この先も。
    ─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【前編】

    週末の過ごし方

    2025.05.23

  2. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>フェンディをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    フェンディをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.12

  3. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.13

  4. ホテルニューグランドのシーフードドリア。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #149

    ホテルニューグランドのシーフードドリア。
    すべて実食! 自慢の手土産 #149

    接待と手土産

    2025.06.12

  5. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.11

紳士の雑学