カジュアルウェア
【すべてユニクロ】賢くリーズナブルに装う、
盛夏のビジカジスタイルvol.2
(芸能プロダクション勤務の場合)
2025.07.28
リーズナブルにおしゃれを楽しむうえで、ユニクロはもはや欠かせない存在。もちろんビジネスパーソンにとってもそれは例外ではない。スーツはもちろん、ネクタイや革小物などトータルで展開しており、ビジネスウエアを全身ユニクロでそろえることだって可能だ。今回、オール ユニクロ商品を使った夏のビジカジスタイルを全5回にわたり提案。OFFシーンにも使えるアイテムや着こなしのテクニックなど、ビジカジのスタイルサンプルとしてだけでなく、着回しという点でも参考になるはずだ。
本連載では、回ごとに架空の人物像を設定し、それぞれの職場や働き方に即したビジカジスタイルをご提案。本人を取り巻く環境や仕事内容の類似点から、自身に合ったコーデを探ってみてはいかがだろう。今回のキャラクターはこちら。
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山下敦貴(芸能プロダクション勤務) |
職業柄、地方自治体や教育機関の関係者と接することも多く、ジャケットスタイルが基本の山下氏。そんな多忙な彼が愛用しているのが、ユニクロの「感動ジャケット」と「感動パンツ」だ。講演会の直後にスポーツ教室が開催されるような多岐にわたるスケジュールでは、さまざまなシーンになじむすっきりとしたシルエットとベーシックなデザインが望ましい。
程よいラペル幅と2つボタンにフラップポケット付きのシンプルなジャケットは、トレンドに左右されないので1着持っておくと安心。また、袖を通して初めて気付く、快適さと高い機能性こそが“感動ジャケット”たるゆえんだ。東レとユニクロが共同開発した生地は、軽量、速乾性に加え、伸縮性に優れた2WAYストレッチ機能で、ストレスフリーな着心地を約束する。
この季節、嬉しいのが家庭用洗濯機で簡単に洗えるイージーケアで、常にクリーンな印象をキープできる。自身の振る舞いが、所属タレントのイメージにも直結するマネージャーにとっては、清潔感や誠実さは常に気を配らないといけない。
ストレッチ性やイージーケアは、共地の「感動パンツ」も同様だ。“洗える。寝ている間に乾く。”というキャッチコピーのとおり、翌朝になればシワもなく奇麗な状態ではけるのは、夏場にこそその有り難みを実感できるだろう。ポケット袋や腰裏には通気性のよい素材を使うなど、汗をかいても生地を痛めない工夫も随所に見て取れる。
ジャケットのインナーに合わせたのは、「ドライEXポロシャツ/エリライン」。ポロシャツらしい鹿の子編みにした一枚は、汗を素早く吸収して拡散させ、肌をサラリと保つ「ドライEX」の機能を備えたもの。襟に配した同系色のラインがVゾーンに奥行きを添える。リブは排したシームレス仕様のソリッドなたたずまいは、1枚でもきちんと感が損なわれることはない。ジャケット必須のシチュエーションでなければ、ポロシャツと「感動パンツ」の組み合わせで何なく対応できる。
小物類も当然ユニクロ製だ。スーツスタイルにも最適な「イタリアンレザーステッチベルト」は、上質なレザーの生産地として名高いイタリアのトスカーナの職人が丁寧になめした本革を採用。ブラックとダークブラウンの2色展開なので、ここは横着せず色違いを購入してシューズとのカラーを揃えたい。
バッグは「マルチポケットショルダーバッグ」のブラックをチョイス。小分け収納ができるポケット7個に加え、内側にはタブレットを収納できるスリーブを備えており、機能性は申し分なし。表面の撥水加工も、この季節の急な夕立から大切な荷物を守ってくれる。
ビジネスウエアの定義がいかに拡大しようと、ジャケット着用が求められるシチュエーションは少なくない。きちんとした装いに涼やかさと快適さを求めるなら、ユニクロは賢い選択肢となるはずだ。
問/ユニクロ 0120-170-296
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Yuki Kina
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura
Text: Tetsuya Sato