週末の過ごし方
イタリア発のスペシャルティコーヒーブランド
「Vannelli Coffee(バンネリコーヒー)」が、
表参道に世界初の旗艦店をオープン。
2026.02.10
世界最高峰のコーヒー競技会でイタリア王者に輝いたバリスタが手がける、イタリア発のスペシャルティコーヒーブランド「Vannelli Coffee(バンネリコーヒー)」。その世界初となる旗艦店が、2026年2月5日(木)、東京・表参道にオープンした。
ブランドを創設したのは、兄のGiacomo Vannelli(ジャコモ・バンネリ)と弟のPietro Vannelli(ピエトロ・バンネリ)。
Giacomo Vannelli(ジャコモ・バンネリ)
Pietro Vannelli(ピエトロ・バンネリ)
兄のGiacomo Vannelliは、世界最高峰のバリスタ競技会「ワールドバリスタチャンピオンシップ」に3度イタリア代表として出場し、国内のロースター大会でも優勝経験を持つ実力派。一方、弟のPietro Vannelliはラテアートの世界大会に出場し、最年少でヨーロッパチャンピオンに輝いた経歴を持つ。
ワールドブリュワーズカップに出場するGiacomo Vannelli
イタリアの焙煎所にて焙煎を行うPietro Vannelli
これまでVannelli Coffeeは、プロのバリスタ向けアカデミーの運営や、ECおよびコーヒーショップ向けの豆の販売を中心に活動してきた。今回の常設店舗オープンは、兵庫県三木市で家具製造を行う株式会社小林木工との出合いがきっかけとなっている。
日本進出の背景には、小林木工代表・小林朋弘がイタリアを訪れた際、分野は異なりながらも「モノづくり」への価値観やクラフトマンシップへの姿勢に強く共感し、バンネリ兄弟と意気投合したことがある。2023年にはVannelli Coffee Japanを設立し、日本でのEC販売やポップアップ出店を経て、今回の旗艦店誕生へとつながった。
バンネリ兄弟は、「このたびのオープンは、単なる新しい店舗の誕生以上の意味を持ちます。それは、地理的な距離を超えて、伝統への敬意、品質とクラフトマンシップに対する感性、そしてひとつひとつの所作やディテールへの細やかな配慮や、絶え間ない卓越性の追求という点で驚くほど共通する、日本とイタリアという国の、まさに記念すべき瞬間です」とコメントしている。
新店舗では、兄・ジャコモが厳選した世界トップレベルのコーヒーを提供。国際的な品評会で高く評価された豆を中心に、希少性の高い“ゲイシャ種”など、豆本来の個性を生かしたラインアップがそろう。フルーティーな香りを楽しめるものから、深いコクを感じられる一杯まで、幅広い味わいを用意する。日本限定で開発したプレミアムコーヒーや、イタリアにゆかりのあるスイーツも登場する。
店内空間はイタリアでデザインされ、コーヒーの味わいに集中できるシンプルでモダンなしつらえに。什器の一部は小林木工が手がけ、カウンターに組み込まれた可動式ショーケースなど、家具メーカーならではの工夫が随所に見られる。
イタリアのトップバリスタの技術と哲学が詰まった一杯を通じて、コーヒーを“味わう”だけでなく、“体験する”場所として、新たなスペシャルティコーヒー文化を発信していく。
Vannelli Coffee
住所:東京都港区北青山3-5-9
営業時間:8:00〜19:00
定休日:不定休
vannelli-japan.jp
取材協力/Vannelli Coffee
Text:AERA STYLE MAGAZINE