旅と暮らし

プレミアムSUV、ボルボXC90は現代人のOFFに最適か?

2017.08.24

プレミアムSUV、ボルボXC90は現代人のOFFに最適か?

コーヒーを入れながら、その日の波の様子をスマホで確かめる。暗いうちに出発し、海岸線に似合う曲をカーオーディオで流していると、朝焼けのなか、コンディションのいい波が見えてくる……。
サーファーたちのあいだで、仕事の前に波に乗るというのは決して珍しい話ではないようだ。

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北欧のスカンジナビア、スウェーデンに本拠を置くボルボは、「安全性が魅力」というイメージがある。それは、気候の変化の大きいスウェーデンの道に対応したのが安全性を追求したクルマづくりの出発点だったからだ。そして、レジャーを目的にボルボを選ぶユーザーも多く、雄大な自然に似合うクルマというイメージもボルボにはある。

そんなボルボのラインナップのなか、代名詞ともいえるステーションワゴンのほか、高い走破性も備えるマルチパーパス車としてSUVモデルが存在する。そのひとつ、XC90は、2002年にデビュー。長いモデルサイクルもボルボの特徴だが、13年の時を経て、XC90は2世代目へとスイッチした。

2015年にデビューした新世代XC90は、2リッター4気筒ターボ搭載の「T5」、これにスーパーチャージャーを加えたツインチャージャーエンジンを積む「T6」、そして、さらにT6に電気モーターもプラスしたプラグインハイブリッドの「T8」、この3タイプが基本のラインナップ。すべてAWD(4輪駆動)で、価格は¥7,790,000(「T5」)からの設定だ。全長4950mm、全幅1960mm、全高1775mm(「T6」)と、フラッグシップSUVらしいゆったりしたサイズのボディーをまとう。モダンなルックスには新世代ボルボの特徴を見ることができる。

キャビンはそのボディーサイズを反映した余裕あふれる広さを有し、3列シート(フロントシート2名、セカンドシート3名、サードシート2名)の7名乗り。2列目の中央席は、他のボルボ車にも備えるが、座面を上昇できるインテグレーテッド・チャイルド・クッションと名付けた機能を採用し、子どもが座った際にシートベルトが適切な位置になる工夫を凝らしている。「T5」でも本革シートを配し、「T6」など上級モデルではさらに上質のファインナッパレザーのシート地。タブレット感覚で画面の操作が可能な縦型デザインの9インチセンターディスプレイなど先進装備も有し、プレミアムSUVとしての魅力もしっかりと備えている。

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常に自然を反映し、素材の持ち味をそのまま生かす北欧のデザインとクラフトマンシップによるインテリア。ステアリングを握り、たっぷりしたサイズのシートに身を委ねていると、自然とおおらかでリラックスした気持ちになってくる室内もまたボルボ車の魅力である。XC90は、AWDと余裕ある最低地上高による高い走破性を備える。しかも、シートを畳んでラゲッジスペースを拡大させれば、レジャーのためのツールやギアをたっぷりと積み込める。

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朝のサーファーたちのようにONとOFFを切り替え、OFFの時間も充実させる。ボルボXC90は、ビジネスも家族も大切にしながら、自身の趣味を満喫できるライフスタイルを実現してくれそうだ。

※写真は、実際の日本導入モデルと仕様が異なります。
※価格はすべて消費税込のものです。

<データ>
車名:ボルボXC90 T6 AWD インスクリプション
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950×1960×1775mm
ホイールベース:2985mm
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4DOHC16Vターボ+スーパーチャージャー
トランスミッション:8速AT
エンジン最高出力:320ps(235kW)/5700rpm
エンジン最大トルク:40.8kg-m(400N-m)/2200~5400rpm
タイヤ:275/45R20
車両本体価格(税込):¥9,190,000

ボルボ・カー・ジャパン 0120-55-8500 
http://www.volvocars.com/jp

Text:Haruhiko Ito(office cars)

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