紳士の雑学
外回りに活躍する好印象Vゾーン
2017.09.15
スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。
金曜日は仕事終わりのスケジュールも踏まえた着こなしをしたい。仕事はきっちりこなしつつ、花の金曜日を楽しく過ごせるスタイリングを紹介する。
表情のある生地を使ったブラウン系スーツは、落ち着いた印象に見えるので人から好印象を獲得しやすい。タイはグリーンをチョイスして、アースカラー同士を組み合わせるとなじみがいい。スーツの生地と、シルクの光沢も相性抜群だ。シャツはサックスのブロード地を着てつやっぽさをプラスすると、地味さが抜けて一気にさわやかなスタイルになる。
間違えやすいNG例
ここで気を付けたいのは、シャツの選び方。ショートポイントカラーだと、落ち着いたスーツのイメージが崩れ、着こなしがチグハグになってしまう。また、色にも気を遣うことが必要。ここで大事なのはメリハリを出すこと。くすんだ色だと全体的にトーンダウンしてしまうため、キリッとした色のシャツでみずみずしさをプラスしたい。
※掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Text:Yuichiro Tsuji