紳士の雑学
上司の印象をよくする必勝Vゾーン
2017.10.05
スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。
社内で会議がある日。提案を通しやすくする鍵は着こなしにあり。上司からの好印象を勝ち取り、成功への道のりを前進したい。
ベースとなるのはブラウンのソリッドスーツ。落ち着きがあり、なおかつ温かみも感じられる秋らしい一着。ツヤのあるレギュラーカラーのホワイトシャツで、スーツの生地とメリハリの感じられる組み合わせに。タイはネイビー×ブラウンのストライプ柄をオン。全体をブラウンでまとめスーツの特徴を後押ししているのがポイント。親しみやすく、頼りがいのあるムードが、上司から得る印象をいい方向へサポートしてくれる。
間違えやすいNG例
この場合、先が短く少し開いたショートポイントの襟はふさわしくない。理由はスーツに合わないこと、頼りなさを感じてしまうことなどが挙げられる。しっかりとスーツを着て、凛(りん)とした着こなしを心掛けたい。
※掲載した商品はすべて税抜き価格です。
Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Text:Yuichiro Tsuji