旅と暮らし

ポルシェ718ボクスターは
やはり、ふたりが似合うのか?

2017.10.06

ポルシェ718ボクスターは<br>やはり、ふたりが似合うのか?

こんなシーンはないだろうか? 女性を海岸線のリゾートホテルへとエスコートして、ホテルのエントランスに乗り付ける。
そのとき、ありふれたセダンではスマートさに欠ける。ましてや野暮なミニバンというわけにはいかない。
ベストなチョイスは、オープンカー、しかも2シーターではないだろうか。

オープン2シーター、ある意味とてもぜいたくな品である。2席限定で、空と風を感じるオープンエアの時間を享受できるのだ。
今回紹介のモデルは、プライベートな乗り物であるオープン2シーターであり、そのうえ全身にポルシェの世界観が貫かれた718ボクスターだ。

1050_P16_0351_a4_rgb

RR(リアエンジン、後輪駆動)の911と異なり、718ボクスターは、エンジンをシートの後ろ(かつ後輪の前)に積むミッドシップのレイアウトを採用する。ボクスターは2016年から車名に718という数字が付き、水平対向4気筒ターボユニットも新たに与えられた。従来の6気筒・自然吸気エンジンからスイッチした新ユニットはパワフルな走りが身上だ。最高出力350ps/6500rpm、最大トルク42.8kg・m/1900〜4500rpmを、718ボクスターSの2.5リッター水平対向4気筒DOHC16Vターボエンジンが生み出す(2リッターの718ボクスターでも300ps)。このパワースペックは、紛れもなく高性能スポーツカーの証しだ。

1050_P16_0350_a4_rgb

フットワークや動力性能はもちろん、ボクスターの魅力はいくつもある。ルックスや質感を軽んじることのない諸兄にとって、そのエクステリアとインテリアは、この上ない魅力となるはずだ。プレミアムな輸入車を選ぶうえでポルシェに注目しないわけにならないのは、この点にある。美しさだけなく実用性も備えるキャビンは、賞賛に値する。

1050_P16_0353_a4_rgb

デザイン、仕立て、クオリティーと、語るまでもないハイレベル。これが、2リッターのボクスターなら700万円を切るプライスタグから設定されているのだから驚きといってもいい。やはりポルシェは特別な存在だ。

ソフトトップを開け放って、海岸線を流す。ステアリングを握っているのを想像しただけで、ぜいたくな時間となるのは容易にイメージできる。
ひとりで乗っても、淑女とふたりで乗っても、それは最高のシーンとなるはずだ。

※写真は、実際の日本導入モデルと仕様が異なる場合があります。
※価格はすべて消費税込のものです。

<データ>
車名:ポルシェ718ボクスターS
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4385×1825×1295mm
ホイールベース:2475mm
駆動方式:MR
エンジン:2リッター水平対向4DOHC16Vターボ
トランスミッション:6速MT/7速AT(PDK)
エンジン最高出力:350ps(257kW)/6500rpm
エンジン最大トルク:42.8kg-m(420N-m)/1900〜4500rpm
タイヤ:前235/40ZR19、後265/40ZR19
車両本体価格(税込):6速MT¥8,880,000/7速AT¥9,404,000

ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
http://www.porsche.com/japan/

Text:Haruhiko Ito(office cars)

買えるアエラスタイルマガジン
AERA STYLE MARKET

装いアイテム

おすすめアイテム

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. すべてユニクロ。賢くリーズナブルに装う令和のビジカジスタイルvol.5

    すべてユニクロ。賢くリーズナブルに装う令和のビジカジスタイルvol.5

    スーツ

    2024.09.03

  2. 今後また契約する?<br>ブータン・パロFCのプレジデントが語る<br>歴史的勝利と本田圭佑

    今後また契約する?
    ブータン・パロFCのプレジデントが語る
    歴史的勝利と本田圭佑

    週末の過ごし方

    2024.08.29

  3. 多様なシーンをこれひとつでカバーする、<br>スノーピークのトートバッグ。

    多様なシーンをこれひとつでカバーする、
    スノーピークのトートバッグ。

    バッグ

    2024.09.02

  4. すべてユニクロ。賢くリーズナブルに装う令和のビジカジスタイルvol.3

    すべてユニクロ。賢くリーズナブルに装う令和のビジカジスタイルvol.3

    スーツ

    2024.08.20

  5. 思い出の街、麻布十番で見つけた新しい宝物。<br>『中国料理 永新』で熱々春巻きをガブリ!<br>マッチと町中華。【第18回】

    思い出の街、麻布十番で見つけた新しい宝物。
    『中国料理 永新』で熱々春巻きをガブリ!
    マッチと町中華。【第18回】

    週末の過ごし方

    2024.08.23

紳士の雑学