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No.1 ネイビーストライプスーツ
[ASM / 着こなし見本帳]

2017.10.26

バンカーストライプとは、主には濃紺にはっきりとした白のストライプを配した生地のこと。ロンドンの金融街で働く銀行マンが好むスーツとして知られ、その明瞭なコントラストが誠実さの演出に最適といわれる。英国調が注目されるなかで改めて脚光を浴びており、この秋冬、新調するにはいいタイミングだ。
フランネルが昔からの定番だが、シップスのスーツは薄くしなやかなウーステッド系( 梳いた羊毛で織った薄手のウール地)のため、軽やかでモダンに見え、2色のピンストライプで構成されているので明瞭すぎず着こなしやすい。そこにロンドンストライプ(柄幅が均一なストライプ)のシャツを合わせるのが王道だが、ネイビーを選び、タイもネイビーソリッドでワントーンに統一すれば、より今日的でスマートな雰囲気にまとまる。これでバンカーストライプならではの誠実な印象を現代のビジネススタイルで活用できる。

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スーツ¥68,000/シップス(シップス 銀座店 03-3564-5547)、シャツ¥23,000、タイ¥15,000/ともにポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)、チーフ¥12,000/ターンブル&アッサー(ヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255)

シップスのオリジナルスーツのなかでも、最も手縫いを駆使した一着であり、柔軟で体になじむ抜群の着心地が得られる。生地はイタリアの名門チェルッティ社に完全別注した「アイクルーズ」。軽くしなやかで、ナチュラルストレッチや撥水性など、快適な機能性が満載されている。グレーとサックスブルーのダブルピンストライプが繊細な表情だ。

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    ストライプ・オン・ストラプの着こなしは、ストライプのピッチ幅に差をつけるのがコツ。ネイビー×ホワイトのロンドンストライプは幅広く着まわせる。¥23,000/ポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)
  • 960_0805_ASM_274_kage
    タイまで柄が入ると主張が強くなるため、スーツのトーンと絶妙な差をつけたネイビーソリッドに。柄は全体でふたつまでとするのがビジネスでは基本。¥15,000/ ポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)
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    ブラックのダブルモンクストラップは、どんなネイビースーツにも合わせやすい一足。ミニマルなシャープさが、ストライプスーツの端正さを際立たせる。スマートなフォルムなら効果も大。¥138,000/サントーニ(リエート 03-5413-5333)
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    ブラックのレザーバッグがバンカーストライプの誠実さをより引き立ててくれる。控えめに映るマットな質感のレザーや、無駄のないシンプルなデザインがベストマッチだ。¥60,000/ボルドリーニ(シップス 銀座店03-3564-5547)

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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