旅と暮らし

ジャガーがついに牙をむいた。
Eペイスの上陸で、都会の道が様変わり!?

2018.03.08

ジャガーがついに牙をむいた。<br>Eペイスの上陸で、都会の道が様変わり!?

ありふれたSUVでは飽き足らない諸兄に、新たな選択肢が生まれた。
ジャガーからコンパクトなSUV、Eペイスがデビューしたのだ。このニューモデルは多くの話題を提供してくれている。

完成度の高さや詳細については、後述させていただくこととして、まず、ギネス世界記録を樹立したアクロバティックなジャンプをお届けしよう。

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      15.3mにおよぶロングジャンプかつ270度ひねりのバレルロール。螺旋状に疾走するコークスクリューのジェットコースターを思わせるアクロバティックなジャンプを成し遂げた。ロンドンで行われたこのイベントで、新型Eペイスは、目を見張る跳躍で敏捷性と正確性を実証したという。

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      エクステリアの写真はEペイス・ファーストエディション

      2016年に日本デビューしたFペイスの弟分であり、全長×全幅×全高4,410×1,900mm×1,650mmのコンパクトなボディーがEペイスの特徴のひとつだ。「Jブレード」デザインのヘッドランプを配置した迫力あるフロントマスクや、グラマラスな曲面が描くリアフェンダーなどエクステリアはスポーティーな装い。

      メーカーでは、「新型コンパクト・パフォーマンスSUV」という表現を用いているが、スポーツカー「Fタイプ」からインスピレーションを得たデザインや、スポーツカーさながらのパフォーマンス、そしてSUVならではの広々とした室内空間と実用性を備えると説明している。

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      インテリアの写真はEペイスS

      前後のトルク配分を巧みに制御するAWD(4輪駆動)システムを全グレードに搭載。軽量設計とスムーズで高効率が特徴の2タイプのガソリンエンジン(最高出力249psと300ps)と1タイプのディーゼルエンジン(180ps)を用意。トランスミッションは、ジャガー初の9速オートマチックを採用した。

      使い勝手あふれる室内空間。リアシートを折りたたむと最大1,234リットル(通常時577リットル)の大容量と1.3mの最大幅を有する実用的なラゲッジルームも備える。

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      細部の仕立てにも注目したい。ジャガーの親子をモチーフにしたグラフィックを、フロントウィンドウ下部に配置。夜間にドアミラーから路面を照らすアプローチライトにも、親子のジャガーのシルエットをあしらった。そのほか、一部グレードに採用のジャガー柄のシートラベルやセンターコンソールフロアなど、ディテールの遊び心のあるデザインの数々は、ファッションアイテムの逸品にも存在する、持つ者だけが享受できる満足や喜びがある。

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      Eペイスは価格設定も魅力だ。最もベーシックな仕様は451万円のプライスタグ。ロイヤルワラントを賜る英国王室御用達ブランドであり、高級車の代名詞とも言えるジャガーのSUVとしては、かなり挑戦的な価格設定だ。現代のジャガーは若々しくスポーティーなムードで、そのキャラクターを大きく変えてきている。新たなブランディングの成功は、このEペイスの登場でさらに加速し、これまでジャーマンブランドが群れていた都会の道の景色を変えてしまうかもしれない。

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          ※写真および動画のモデルは、実際の日本導入モデルと一部の仕様が異なります。日本仕様は全車、右ハンドル。
          ※価格はすべて消費税込みのものです。

          <データ>
          車名:ジャガーEペイスS
          ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4410×1900×1650mm
          ホイールベース:2680mm
          駆動方式:4WD
          エンジン:2リッター直列4気筒DOHCディーゼルターボ
          トランスミッション:9速AT
          エンジン最高出力:180ps(132kW)/4000rpm
          エンジン最大トルク:43.8kg-m(430N-m)/1750-2500rpm
          タイヤ:235/60R18
          車両本体価格(税込):¥5,190,000

          ジャガーコール 0120-050-689
          http://www.jaguar.co.jp

          Text:Haruhiko Ito(office cars)

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