覚えておきたい、代表的な靴のデザイン 1

2018.05.23

おしゃれは足もとから──とは、いまや使い古されたファッションの常套句か? 否、それは決して色あせることのない、ビジネスマンのための金言。加えて、足は「第2の心臓」と例えられるほど、健康面でも大切な部分。ゆえに、靴選びには正しい知識を備えて臨みたい。貴兄のおしゃれの華麗なる第一歩を、アエラスタイルマガジンがしっかりと後押ししよう。

  • 36_01
    ストレートチップ
    先飾りの付け根に横一文字のシームが入った伝統的意匠のドレスシューズ。つま先全体を革が覆うような形状から「キャップトウ」とも呼ぶ。
  • 36_02
    Uチップ
    モカシン縫いで甲にU字形のチップ(革片)をふた状に縫い合わせる意匠。もともとカントリースポーツ用だが、昨今はビジネスの場でも許容。
  • 36_03
    ウイングチップ
    重厚な印象を与える翼のようなW字形の切り替えが特徴。縫い目やつま先の穴飾りは元来水はけをよくするための工夫。
  • 36_04
    プレーントウ Vフロント
    つま先に切り替えや飾りがないプレーントウで、いちばん下の鳩目からV字状に広がる外羽根式(つま先革の上に鳩目のある革が重なる)靴。
  • 36_05
    プレーントウ ダービー
    ダービーは外羽根靴の英国名。羽根が大きく開き甲の調節が容易なことが特徴。シンプルなプレーントウなので幅広い場面で活躍が期待できる。
  • 36_06
    プレーントウ ギブソン
    フラップ状のストラップで履き口を押さえサイドバックルで留めるスタイル。デコラティブなデザインが、ラグジュアリーなスタイルと好相性。
  • 36_07
    モンクストラップ
    バックル留めのストラップで甲を押さえるタイプの靴。かつてアルプスの修道士(モンク)が履いていた靴を起源とすることが名前の由来。
  • 36_08
    ダブルモンクストラップ
    2本のストラップをもつ幅広の飾り帯で甲を押さえる仕様。英国のウィンザー公が特注したものが出自とされ、ストレートチップを典型とする。

出典:永久保存版「スーツ」着こなし事典(朝日新聞出版)

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