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今夏にジャケットを着こなすための3つのポイント
2018.06.01
街を歩くとTシャツや短パン姿の人を多く見かけるようになった。新緑の季節が過ぎ、ようやく夏がやって来る。今年はどんな服を着て、街に出かけようか? 新たな季節の幕開けを爽快に彩る、大人の夏服スタイルを5週にわたって紹介する。
男たるもの夏でもジャケットを着たいもの。ということで、今週の主役はジャケット。ルックスが暑苦しくならない着方を紹介。
夏にジャケットを着ると、どうしても見た目が重たくなってしまう。それを避けるために気をつけるべきポイントが3つある。ひとつ目は肌の露出面積。長袖&長ズボンでは暑苦しさ満点になってしまうので、ボトムはショーツを合わせるのが鉄則。ジャケットスタイルを着崩すように、カーゴパンツを合わせても、重たさが軽減される。加えて、インナーも大事なポイントだ。Tシャツではカジュアルすぎるし、シャツでは堅すぎる。その中間を取るように、ポロシャツを着るのがこの場合は正解。ちなみに、ポロシャツとパンツは淡い配色にしてカラーリングを涼しげにすると、見た目がよりいっそうスッキリとする。
最後のポイントがジャケットの素材だ。これがいちばん大事。シャツ地を使用した薄手のジャケットをはおることで、見た目も着心地も軽くなり、気取らない夏のジャケットスタイルが完成する。足元はレザーシューズで合わせつつも、ソックスで遊び心を表現するとほかと差をつけられるのでおすすめだ。
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
Photograph: Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling: Masahiro Tochigi (QUILT)
Text: Yuichiro Tsuji