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夏のタイ選び「5つの視点」 その1 ビンテージ風プリント
2018.05.30
クールビズだから、ノータイで。それでもいいけど、タイドアップもやっぱりいい。せっかくニッポンの夏に締めるのなら、おざなりなセレクトではもったいない。トレンドや季節感を、いつも以上に楽しんでいい。
「夏の物足りなさを、ほどよく埋めてくれる」
目付の軽い春夏のスーツ生地に、ジャカード織の複雑柄はどうしても重たい印象に。折しもクラシックトレンドによってプリントタイがショップには豊富にそろう。ともすれば印象がぼやける清涼感を求めた夏のスーツを、ビンテージライクなプリントタイが軽さを維持しながらもいい意味でひとクセ与えてくれる。ではどんな柄がいいのか? それはズバリ大柄。トレンドでもあるが、夏シーズンということを考慮すると、アイキャッチを強めに効かせるぐらいが爽快だったりするから。
シルク生地に描かれる、グリーン、オフホワイト、オレンジ、そしてターコイズブルーのモチーフ。ビンテージな顔つきにして、どこかトロピカルな雰囲気を楽しませる。¥10,000/ロバート・フレイザー
ネイビーにオレンジ×ベージュという、バティック柄を想起させるハイコントラストな配色。薄味になりがちな夏スーツには、こんなメリハリのある色柄が頼りになる。¥9,000/ロバート・フレイザー
夏スーツだから、いっそこんな大胆な柄で遊ぶのもいい。ブラウンにピンクのモチーフは、共にロートーンな発色がプリントと相まって、ビンテージな印象を強める。¥10,000/ロバート・フレイザー
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問/アイネックス 03-5728-1190
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-up:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)