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サルヴァトーレ フェラガモのローファーに潜む2つの顔
2018.07.11
多様性への寛容こそが社会に必要とされるものである……。少し例えが飛躍しすぎた感も否めないが、社会には周りと違う人が居てもいいように、ファッションだって時にはルールを逸脱していろいろな着用法を試せたら楽しい。近年よく見るアウターを内側に差してレイヤードを楽しむスタイルなんて、その最たる例。でもそんな高度なテクニックがなくても、ひとつのアイテムで違う表情が楽しめたら便利だ。フェラガモの一足にはそれをかなえてくれる小粋なアイデアが隠されている。
柔らかなカーフスキンを採用した、フェラガモらしい優美なシルエットのローファー。ブランドの象徴ともいえるガンチーニの意匠をビットに使うことで、エレガントなたたずまいに個性を加えた。そのガンチーニビットはゴールドとシルバーのリバーシブル仕様で、装いに合わせた表情の変化を楽しめる。
¥85,000/サルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
Photograph:Yoshinori Eto
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Tetsuya Sato