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英国のトラディショナルなアウターを都会的にアップデート

2018.08.31

さまざまなカルチャーが交錯し、現在進行形で新しいものを生みつづけているイギリス。ファッションにおいても、トラディショナルな文化に敬意を示しながら、常に最新のトレンドを届けてくれる。そんなイギリスのトラッドを軸にした今季着たいカジュアルスタイルを紹介しよう。

英国の王室認定ブランドである〈バブアー〉。このブランドのオイルドジャケットはイギリスで生まれた伝統的なアウターだ。もともと漁師や水夫の防寒具として生み出された。英国のトラッドスタイルを語るうえでは避けては通れないアイテムだ。

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オイルドジャケット¥54,800、パンツ¥28,800(ともにレインメーカー/レインメーカー 075-708-2280)ニットポロシャツ¥33,000(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)Uチップシューズ¥65,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 03-5766-6688

そんなオイルドジャケットを使ったコーディネート。ポイントは色使い。すべてのアイテムの色をダークカラーで統一している。冒頭でも触れたようにオイルドジャケットはもともとワークウエアとしてつくられた。なので、仮に暖色系のアイテムと合わせてしまうと土臭さや、やぼったさが際立ってしまう。それはそれで魅力的でもあるが、きれいめに着こなすのであれば、ダークカラーで合わせるのがおすすめ。細身のスラックスと革靴で都会的要素をプラスし、アウターのヘビーデューティーな特性とのコントラストを楽しみたい。

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加えてインナーもポイント。ニット素材のポロシャツを合わせれば、洗練されたムードがより強調される。単なるシャツだと、コーディネートがすこし硬くなりすぎてしまうので、ニットポロくらいがちょうどいい。季節が寒くなるにつれて、タートルネックのニットで代用するのもアリだ。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

Photograph : Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling : Masahiro Tochigi (QUILT)
Text : Yuichiro Tsuji

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