接待と手土産
すべて実食! 自慢の手土産。#4
「エシレ・メゾン デュ ブール」のサブレ・エシレ&ガレット・エシレ
2018.10.22
手土産の定番、「お菓子」のセレクトこそ、腕の見せどころ。
手土産の定番と言えばやっぱりお菓子。いかなるシチュエーションにも対応可能で安心感がある。ただ最近、お菓子の世界は驚くほど多様化し、“エキナカ”や“デパ地下”の売り場を見渡せば、さまざまなお菓子であふれ返っている。あの商品の渦のなかからベストなセレクトするのは、よほどの情報通か食通でない限り至難の業だ。
そこで今回は、グルメな相手にも胸を張って贈ることができる万能菓子を紹介。フランス産発酵バター「エシレ」の専門店「エシレ・メゾン デュ ブール」の「サブレ・エシレ」と「ガレット・エシレ」だ。
「エシレ」と聞いて食指が動くグルマンには、改めて説明する必要はないかもしれないが、そもそもエシレバターは、名だたる三つ星シェフや各国のロイヤルファミリーに愛されるバターの王様。フランス中西部の人口3000人ほどの小さな村「エシレ村」で昔ながらの製法で手作りされている。絞ってから24時間以内の新鮮な牛乳から作ったクリームを、乳酸発酵させてからバターに加工する。ヨーグルトのような軽い酸味があり、香り高いのが特徴だ。
その貴重なエシレバターを100%使用したリッチなサブレとガレットの2種類の焼き菓子。サブレは、なんとも言えないサクサク感と香ばしいバターの風味がたまらない。この風味こそ、ほかのバター菓子とは一線を画す上質感をサブレ・エシレにもたらしている。サブレよりしっとりとした食感のガレットは、滑らかさを出すために、生地に混ぜ込むことができる限界までエシレバターを配合。サブレに負けず劣らずの素晴らしい風味があり、どちらもバターのおいしさが最大限に生かされている逸品だ。
このリッチな焼き菓子を、さらにセンスよくしているのが、ホワイトとブルーの2種類の缶。鮮やかなブルーの缶にはガレットが、ホワイトの缶にはサブレが詰まっている。缶を開けたときに、ぎっしりと並ぶサブレやガレットに、贈られた相手もきっと心ときめくだろう。ひと缶ずつの購入も可能だが、ぜひ手土産には青いスリーブに包まれた2缶セットをおすすめしたい。
サブレ・エシレ&ガレット・エシレは、厳選された原料、上質な風味と食感、センスのよいパッケージで、数あるお菓子のなかでも別格の存在。定番のお菓子だからこそ贈り手のセンスが光るものを選ぶことが大切なのだ。
エシレ・メゾン デュ ブール
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1階
営業時間/10:00~20:00
定休日/不定休
価格/サブレ・エシレ、ガレット・エシレ各12枚入り3,240円、2缶セット(12枚入り×2、スリーブ付き)6,480円
※価格はいずれも税込み
問/03-6269-9840
www.echire-shop.jp
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Keiko Katanozaka
Edit & Text:Mayo Morino