腕時計

ロンジンのエレガンスアンバサダー、内村航平
東京五輪への抱負と、体操界の未来を見据えて

2019.01.11

ロンジンのエレガンスアンバサダー、内村航平<br>東京五輪への抱負と、体操界の未来を見据えて

ロンジンのエレガンスアンバサダーである体操の内村航平選手が11月25日、GⅠレース、ジャパンカップが開催された東京競馬場を訪れ、東京五輪での金メダル獲得を確約した。ロンジンは同レースのオフィシャルパートナーシップ・タイムキーパーで、内村選手は優勝馬アーモンドアイの関係者にロンジンの腕時計を進呈するプレゼンターも務めた。

「東京五輪では、5個の金メダルを」。VIPを集めた会場で、ロンジンのウォルター・フォン・カネルCEOは内村選手に要望を出した。これに対して内村選手は笑顔で「僕には5個取る実力はないので、実際には3個ぐらいじゃないかな。あまり大きいことは言えませんが、確実に1個以上は取っていきたい」と返答した。

アンバサダーの指名は、内村選手の華麗な演技が、ロンジンが掲げるエレガンスのイメージに合ったからだ。就任から1年。「僕も追い求めているのは演技の美しさ。自分で『エレガンス』とは言えないけれど(笑)、そこは一致していると思う」と自己分析している。

以前は体操のことしか考えていなかったというが、約2年前にプロに転向し、「自分が率先して外の世界に発信する」と意識を変えた。それは何よりも体操界のためであり、「見る側には難しい競技だし、僕の中では、まだ人気がない競技だと思っている」という理由からだ。

この日はトム・ブラウンのスーツをまとい、ロンジンの時計を着用。競馬場を訪れたのも初めてで、「今まで経験したことのないことばかりさせてもらっています」と語った。

2年後、自身が全力で五輪の場に臨むことは当然だが、後輩や日本全体の「その後」についても考えている。「終わった後選手たちの喪失感とか、色んな問題をどうするか。会場なども、うまく運営してもらいたいな」

「僕のことはいいんですけど」と繰り返したが、引退後も体操界にかかわりながら様々な活動を視野に入れている。参考にしている元アスリートとして「水泳の北島康介さんと、フェンシングの太田雄貴さん」と、2人の名前を挙げた。

Text:Yohei Goto

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